ねこ襲来 + マラソン
ねこ襲来 + マラソン
ねこ襲来 + マラソン
先日、
とあるマラソンに参加しました。
8月の160 km
レース以来の機会で
なんか感慨深かった。
再始動・・という感じで。

近郊の田舎で
開催された42 kmのレース
(=農道や散歩道を走る)。
完走者約50人中4位でした。
上々・・!
順位よりもゴールするまで
プッシュする気持ちを
保てたのが何よりよかったです。

さて・・

移動手段の都合上、
宿泊する必要がありました。
スタート地点から徒歩圏内に
安価なお宿を発見・・
そこに泊まることにしました。
こじんまりとした素敵な街の
こじんまりとした家屋の
こじんまりとした綺麗な一室で
とってもよかった。
幸いにも英国の生協(Co-op)の
コンビニも近くにあって
食べ物等も問題なく。

マラソンの前なのでたっぷり寝よう・・
と思ったのですが、緊張もあってか
深夜に目を覚ます・・

なにやら
ドアの外でにゃ~にゃ~と
音が聞こえてくるので
明けてみたら猫さんが入ってきました
もしかして、起こされたのか?

(そういえば、予約時に家主が
なんか言っていたっけ・・)
と、思い出したのですが、
けっこう人懐っこい猫。。

宿泊客の眠りを妨げるとしたら
このにゃんこ、いいのか、、?
と思ったのですが、
まぁいいやと思いながら
何年ぶりか・・
ごにゃごにゃと遊びました。

猫も気が済んだのか
一度は外に出て行ったのですが、
ドアの前で鳴かれるのは
避けるべきでは・・と考え
少しドアを開けて再度、就寝。。

案の定、またやって来たのですが
小雨の降る外で冒険してきたのか、
少し濡れている・・しかも
寝ている自分の腰のそばで
丸くなってくるんと寝転がって
自分が寝返りも打てない様になってしまった

こういう
微笑ましさがいいのかなぁ
と思ったのでした。

朝になったら、猫増量。
もう1匹、黒い猫がやってきたのでした。
でその猫、ベッドの上に上って
ごろごろとじゃれていたのですが、
黒い毛がシーツにたくさんついてしまって
しかも気持ち良さそうに伸びをして
爪を伸ばしシーツに穴を開けました。
自分のせいではないと思うが、
とりあえず後で家主には
"申し訳ないのですが・・"
と謝りました。

お宿を出る際、
玄関には3匹猫がいました。
全部で3匹だったらしい。

写真1.
最初にいらっしゃった猫。
見返り美人。

写真2.
ジャムの入ったパイ。
レース前なので炭水化物たっぷり。
甘い物とフルーツを夕食にしたのでした。

写真3.
シーツに穴をあけていった黒猫さん。
よい眼つきです。
165 kmのレース完走 ☆ミ
165 kmのレース完走 ☆ミ
165 kmのレース完走 ☆ミ
先日、
103マイル=165キロ
のレースを完走しました
過酷でした・・

イギリスはその日、
稀にみる猛暑で公の記録では
日中の最高気温は32度、
レース中に走った山々では
35度以上にまでに至ったそう
(日本はもっと高いのですが!)

今回のレースは
登った高さのトータルは3100m…
(日本の富士山の標高は3776mほど)
それだけでも過酷なんですが
もっと酷かったのは自分の体調

実はその前日の夜、
スタート地点近くのB&Bに宿泊、
冷房もなくまさに熱帯夜・・
(家主の方は優しかったのですが)
10時間眠れるくらいの
余裕を持っていたのですが
5時間弱くらい寝て目覚めてしまい
その眠りの質もよろしくなくて、
それから悶々とした時間を過ごしたのでした
(緊張もあったのですが…)
ある程度の緊張はいつものこと
・・まぁ、大丈夫だろう。

なんて考えていたのが甘かった・・
暑さもあってか、なんとなんと
25キロ付近でなんだか眠気が襲来!
(あ、、、これはやばい・・)
という感じでした。

日記にも書きましたが昨年末、
130 kmほどのレースを
16時間弱で完走したのでした。
で、165キロなら、
まぁ、眠らずに頑張って
24時間以内でゴールできたらいいか!?
と思っていたのですが・・

まさか、レースのかなり序盤で
睡魔に襲われるとは・・
初めての経験でした。

これは165キロなんて絶対に無理だ・・
まっすぐ走れるかも怪しくなってきた・・
初めての途中棄権か、、?

と走りながら考えていたのですが
開き直って冷静に考えなおす・・

そのレースは公式の制限時間は30時間、
自分の実力が24時間で走れるほどであれば
6時間も余分があるではないか!

とりあえず途中で寝よう!

と決心。
165キロの旅路の中、
12箇所の休憩所(給水所)が
設けられているので
2箇所目(40キロ地点)で20分間の仮眠
ちょっと足りない気がしたので
3箇所目(51キロ地点)でさらに20分間の仮眠・・

これらがかなり効きました。
思いのほかすっきりとリフレッシュ。。
再スタートだ!
と気持ち新たに持ち直せました、、

(といっても残りの100キロ、
やはり絶好調とは程遠く
酷かったのですが・・)
なんとか27時間半かけてゴールしました。
午前5時半から翌日の午前9時まで。
苦笑しつつ歓喜というとこ。

途中、多くのランナーと励ましあった。
良い思い出ばかり。。

130キロあたり、
山道の階段の昇り降りを強いられる感じが
かなりきつかった、、
(公的な散歩道なのですが・・
作った人たち、どうかしてる)
そして140キロほどの給水所で
改めて20分ほど仮眠・・。
終盤の10キロ弱は歩くのみ。

パフォーマンスとしては
これまでになく酷いものでしたが、
ともかくも完走できてよかったです。

250人弱中、出走し完走者は100人ちょっと・・
主催者側の記録では、
リタイアした人の比率は
過去3番目に酷かったそうです。
(165キロ以上のレースはたくさんあるのですが
他の多くのレースもひっくるめて)

『ウルトラマラソン』
(42キロよりも長いマラソン)
の世界では、
100マイル走って一人前・・
という不文律があるのです

正直、酷いレースを選んでしまいましたが
形はどうあれ、念願かなって
それを達成できてよかったです!

写真1.
レース前日に食べた抹茶ケーキ・・
とあるロンドンの和風レストランを
前もって予約して景気づけに・・!


写真2.
60キロ付近の景色

写真3.
朝、夜明けを向かえ午前8時頃か、、
ゴールから7キロ前ほど

『やまとなでしこ』
『やまとなでしこ』
『やまとなでしこ』
というドラマ、
短縮版が放送されたとのこと

このドラマ、最初の放映時に
少しだけ観た記憶があって
次のことをとても印象強く
覚えています。

『米国に留学した男性が
夢半ばに日本に帰国し
その専門性を生かせずに
家業の魚屋さんを継いでいる・・』

というところ。

その放送は学生時の秋で
ちょうど大学院留学を
具体的に考えていく
というタイミングでした

(コメディーだしきっと
ハッピーエンド・・
全部観ていこう!)
という発想には全く至らず
(ちょっと嫌なもの観たな・・)
と、現実的に考えてしまいました。

でも感覚的に
(覚悟を決めて臨まないと・・!)
と危機感を抱けたのかも?!

そして
(大学院留学して科学者として大成
できなくてもきっとそれは運命・・
それでもいいじゃないか。
人手不足の伝統工芸の
職人なんか自分にむいてるんじゃないかな。。)
とかそんな風にも思っていました。

その頃から
本格的に博士号取得者が
就職できないという社会問題も
酷いものになっていく。
日本に限らず、欧米でも。

大分、時が経ったな、、

なんとか科学者として
キャリアを積んでいます。
改めてこれまでの境遇に感謝。

写真1~3.
そうしたことを考えながら
市内、郊外をランニング・・
その間に撮った写真たち。
恵まれていますな。。

欧米の科学界隈でも
研究に没頭するのではなく
趣味のひとつくらい持つべきだ
みたいな話もよくあるのですが
私のそれがランニングになるとは
まったく思いもしなかったです
(料理も趣味・・ではありますが
それは予想の範疇かなと)

レースで優勝、、!
レースで優勝、、!
レースで優勝、、!
実は12月(11月のとは別の)
1XX km のレースで優勝しました
ゴールした後は
達成感で満たされ涙が(笑)

自分にとっては大きな出来事で
どう書いたらいいか迷いつつ
でも年末はランニングの日記ばかりが
続いていたので書かずのままでした

走った海岸線の地図を見るたびに
走った時の、15時間半ほどの
長い旅を思い出します。

レースは走る前から
次の2点について特別でした

①とある海岸線で行われたレース、
そのテーマが特徴的でした。
それは
「夜明けを目指して走れ!」
というものでした。

スタートはなんと午後3時40分、
英国12月の日の入りの時刻。
寒い海の風の中、海岸線を走り、
ゴール地点の水平線から翌日
太陽が昇る午前7時50分前に
ゴールせよ・・というのが
チャレンジとされていたのです。

②夜の海岸線のトレイルは
丘が多く起伏が激しく道にも迷いうる、
そして怪我で動けなくなったら問題・・
ということで、安全のために
各自がGPSのモニターを付けて走りました。
そのサービスもあって走っている位置が
インターネット上でわかる仕組みでした。

そしてそして、
英国の深夜に走るということは
日本ではお昼の時間とかなわけで
なんと、日本の家族や友達に
応援してもらうということが可能だったのです
ということで走る前には
家族と友達にURLを伝えたのでした、、
やっぱり気持ちの入りようが
違ったかな!

ヘッドライトを点けて
暗闇をひたすら進む旅、、
まったく順位のことは気にせず
ただゴールに向かうことを
考えていました。
一歩一歩。。

走者は50人ほど。
最初の~20 km では10位にもなって
いなかったと思いますが
午後8時、9時、暗く寒く、
雨も降って走りにくい中、
さらに長い道のりが待つ。

その過酷な状況からか
前を走っていた多くのランナーは
途中棄権したり、、休憩所
(公民館みたいなところ)で長く休んだり
道に迷ってしまったり・・
という状況だったよう。

自分はいつのまにか
順位を徐々に上げていたのでした。
(休憩所では身体を冷やさないよう
歩こうともさっさと出発するタイプ)

70 km あたりの港町、携帯の電波が
入ったので家族に携帯から電話
そこでネット上での順位を
知ったのでした!

そのときは3位。
(え?笑 間違いでは?)
と思い、特に気にせず。
というか、あと何十キロもの
旅が続くので気にしても意味が無く
とにかくマイペースで
気持ちを保つことを決めて。
そして最後から2つ目の
休憩所の手前でトップの人を抜きました。

それからあと残りの20 km、
ハーフマラソンと一緒!!
と意識してとにかく力を振り絞る。
そして不思議な力が湧いてくる。
(あぁ、これが火事場のくそ力か!)
なんて考えながら、、、

いや、実は6月の100キロマラソンで
表彰台を逃し、11月では2位で、
ようやく自分もトップが獲れるのか・・!?
と気合いが入ったと思います。

午前7時過ぎ、
水平線が次第に明るくなっていく・・・
朝陽が登りそうな予感、
そして日の出の20分ほど前に
トップでゴールできたのでした

50人ほどのランナー、
完走者はその半分、
そして日の出前にゴールできたのは
たった2人という・・
そんなレースを自分が制したのでした
記録、記憶に残る思い出の機会、
時折、思い出して元気だそう。。

写真1、2枚目はレース後、
ゴール地点に近いホテルの
レストランで食べた魚料理・・
1枚目、魚介類の盛り合わせ・・

2枚目の写真、
ポテトとチーズのものですが、
中にサーモンやホタテ貝などが
入っているやつです(フィッシュパイ)。

3枚目、レース前の写真。
日本の家族からのギフトの1つ、
レース前、レース中の
糖分補給には最高です。
美味しいし、便利だし、嬉しい。
(いただきます!)
という感じで。
手袋は薄地のと厚手のと、
二重にして走りました
(11月末のレースの経験が生きた・・)

黒澤明とシェイクスピア
黒澤明とシェイクスピア
黒澤明とシェイクスピア
先日の黒澤明の映画、
黒澤明の侍映画を集めた
DVD集を購入して
観たのでした

「七人の侍」が目当てで
買ったDVD集でしたが
観れてよかったと思ったのが
「蜘蛛巣城」でした。
英語のタイトルですと
"Throne of Blood"
(直訳すると「血の王位」)

この映画、
シェイクスピアの「マクベス」
という四大悲劇のひとつを
日本の時代劇風にしたものなのです。

シェイクスピアの劇など
縁が巡らずで観ることもなく
在英で7年が経過・・

観るにしても基礎知識がないと
ついていけなさそうで
次第に嗜める機会ができていけばいいな・・
なんてことを考えていたのでした。
思いもよらないところで
きっかけができて嬉しい。

蜘蛛巣城、面白かったです・・
演技、カメラワークや演出に
工夫があって。
「能」の良さや特徴を
盛り込んだらしいのですが
色濃く出ててよくわかりました。
ホラー要素も含め楽しかったです。

映画ならではの演出は
演劇の舞台ではどうなるのでしょう?
「マクベス」
観る機会を作らねば。

写真はスコットランド関係。
マクベスはスコットランドの
君主だったということで。

1.
Port Charlotte という地名のついた
Scotch Whiskyです
スコットランドのウイスキーは
大麦を乾燥させるのに
ピートという植物の腐敗した土を
燃やすのがひとつの特徴だそうです。
そのピートの感じを
味わいたいと購入したボトル!
まだ飲んでいませぬ。
他にも理由はあるのですが
また後日、紹介したいかな。

2.
English Breakfastでこれまでで一番、
豪華だったもの。
お皿の奥にあるトーストの隣の
こげ茶色の食品は
「ハギス」
というスコットランドの伝統料理。
大麦と羊の臓物を使った
ソーセージのようなもの。
スパイシーで美味しい!

3.
スコットランドの休日である
St. Andrew’s Day (11月30日)に
職場のカフェで配られた
ショートブレッド。
バターたっぷりのクッキーです。
美味しいですが・・太りそう。
きび団子④・・おまけ「七人の侍」
きび団子④・・おまけ「七人の侍」
きび団子④・・おまけ「七人の侍」
おまけのおまけ・・
なんとなくの他愛のない
内容でも記すのがDiarynote…
と思いまして。
あ、写真はキビじゃなくて
Shephard’s Pie
(羊飼いのパイ)です。
 

2002年、
バングラデシュに行ったとき、
現地の修士課程の学生が
「黒澤明の映画が好きだ」
と言っていたのをすごく良く覚えている。
観ていなくて恥ずかしい
・・という気持ちも。

観たい観たい(というか観るべき)と
思いながら時は流れ・・
それから大分経って
ようやく観られました。

3時間半、面白かったです。
(言葉がでてきませぬ)
いろいろ切り取って
見直したい感じ。

で、
なんできび団子と関係あるか・・
というと(直接は関係無いのですが)

映画の一場面で、
「稗(ひえ)は不味い」
と、強調するくだりがありました。
白米を美味しくて貴重なものと考える様子が
すごく濃く描かれるシーンがあって
とても印象に残ったのです。

そして
(本当に不味いのか…?
意識して食べたことないな…)
と思ってMilletを買ったのでした。

購入したMilletは、
Japanese Millet(稗)ではなく
Common Millet(きび、黍、稷)
で、きび団子を・・
という流れでした。

稗もきびも
味付け次第でいくらでも
美味しくなるように思います。
お米は脱穀して白米だけで
食べても美味しいという
価値があるのかも?

写真は・・

1、3枚目:
英国の田舎を代表するであろう
Shephard’s Pie
(羊飼いのパイ)です。
ラム肉たっぷり。
上に乗っているのは
チーズとポテトを混ぜたものです。

2枚目:
黒澤明の映画にでる
寂しい田舎風景に共通するような
英国ヨークシャー州の山中
(長距離レースの最中に撮ったもの)

メモ:
英国の映画協会が主宰した
(非英語圏)外国映画のランキング、
一位に輝くのは「七人の侍」
https://www.bbc.com/culture/article/20181029-the-100-greatest-foreign-language-films

以下、メモです。
3位が小津安二郎の「東京物語」
4位が黒澤明の「羅生門」
37位「千と千尋の神隠し」
53位、小津安二郎「晩春」
61位、溝口健二「山椒大夫」
68位、溝口健二「雨月物語」
72位、黒澤明「生きる」
95位、成瀬巳喜男「浮雲」

90位の
Hiroshima Mon Amour
(Alain Resnais, 1959)
という映画、日仏の合作のよう。
戦争関係でしょう、、観てみたい。
大きなレースで表彰台・・!
大きなレースで表彰台・・!
大きなレースで表彰台・・!
何やら相変わらず
食とランニングに
関する日記ばかり
続いてます。

先日、
とある80マイル(129 km)
レースに出場して
2位になりました!
スポンサーもつくようなレースで
結果が出せて感慨深いです。

朝の8時から走り出して
高低差合計2800 M ほど、
登ったり降ったり、、
日が暮れてからは
ヘッドライトをつけて。
タイムリミットは24時間。

その日は太陽が全く顔を見せない
雨の続く日で、道はぬかるみ
時には霧がかかったりと
走る条件は酷いものでした。

去年の記録を見ると
トップの3人は12〜13時間でゴール。
しかし今年はトップでも15時間以上。
トップランカーにはフルマラソンを
3時間未満で走れる人も多い中での
この結果は、今回のレースの過酷さを
物語っていたと思います。

そんな主催者も認めるほどの
厳しい条件で完走できただけでも
とても嬉しい!
ゴールした後に頂いたひよこ豆と
チリの熱々トマトスープは
格段に美味しくて、凍えた身体を
芯から温めてくれました。。

今回は山道も含んだ長丁場のレース。
安全のため参加者は皆、
GPS トラッカーを装着。
随時、Web 上でレースの状況を
追跡できる仕組みで、
事前にリンクをFBに貼っておいたので
多くの友達が追跡してくれました。

区間タイムも即時表示されたり、
自分が他のランナーを抜いたり、
追い付いても突き放されたりと、
際どいレースだったので
観戦はかなり面白かったそうです。
(自分も観たかった・・)

そして最終の30 km ぐらいで
友達がテキストメッセージで
前後のランナーとどれだけの距離が
離れているかなど教えてくれ、
とても助かったし余裕をもって
ゴールできたし何よりも励みになりました。

その友達は今年の1月に
80 kのレースで出会った人でした。
60 k付近からゴールまで一緒に走ったり、
追い抜いたり、追い抜かれたり・・
そんなランニングを通じてできた
英国の友達が応援してくれたことが
とっても嬉しかった。

今回のレースではサポートが
許されており、各チェックポイントで
参加者家族の車がたくさん並んでいたりと
かなり大掛かりなものでした。
自分はサポート無しで走るつもりで
いたけど、実際にはたくさんの友人に
サポートしてもらった、という感じです。

実は誕生日前の大勝負と位置づけていた
レースだったので、リカバリーも含めて
有給休暇(人生初の!)をとったのでした。。
トロフィーを獲得するご褒美つきで
歳を重ねることができてよかったです
また新しい1年間を健康でいられますよう!!

写真は・・
1.差し替え予定~

2.走っているときの写真・・
霧が濃い時間帯が続いていました
きっと晴れた5,6月など
素敵なのだろうな

3.走った翌日、
ちょっと海岸沿いを観光・・
久しぶりの海・・天気は好くないですが
壮大でとても素敵でした。
観光客も来ないような村のよう・・
そこで散歩している人と挨拶したり
昼食を摂ったパブも風情があってよかった
100 kmマラソン完走!
100 kmマラソン完走!
100 kmマラソン完走!
この半年の間、
色々なマラソン大会に
参加してきましたが、
ついに念願の100 kmマラソンに
挑戦して無事に完走しました!

 
今回のルートは海岸線を
走る箇所があって、砂利道が
続いて本当にきつかった。
砂利道は想定外だったので、
途中でバッテリーを落としたり
腕時計、携帯の電池が切れたり
なんだかんだと肉体的な負担も
さることながら、特に心理的な
負担が大きく、何度も自分を
鼓舞しながら完走。
(砂漠のマラソンはもっと
きついのだろうか・・そんな
想像もしながら走った!)

完走者は出場者の約75%ほど。
3位入賞かというゴール手前で
こともあろうに道を間違えて
結果4位に、、嗚呼。
素晴らしい経験だったけれど、
色々と経験不足も露呈して
悔しさの残る大会でした。。

例えばランニングサックのどこに充電器をしまって
使うときはどちらの手でどう使うのか、、とか、
しっかりシミュレーションして堅実に臨むのが
理想だけど、そういうところを怠っていたかな。
そうした未経験の事柄がケアレスミスにつながって
下手をする。(仕事に通じることがあるな・・)
なんて思ったり。

でもようやく3桁の距離を走れるようになって
感慨深い。地道にトレーニングしていったら
本当にこうした体力を手にできるのだなと、
実感しています。。良い経験でした。
大会がなければ行くことはないであろう場所に行って
知らない人々に応援して貰ったり、
その土地の美味しいものを食べられるなんて仕合せだ。
また色々な大会に挑戦してみたいと思います


その日の夜は
・シーザーサラダ
・バッファローウィング
・ローストポーク、ローストビーフ

次の日の朝
・ベジタリアンブレークファースト
・フルーツヨーグルト

次の日のランチ
・シーフードプラッター
(海鮮盛り合わせ!)

どれも英国、地元っぽい感じで
美味しかったです!
久しぶりに豚のロースト、
蟹、ロブスターを頂きました。
胃は満足・・!

写真1:
その海鮮盛り合わせです!

写真2:
ひさしぶりの海…きれいな海岸線

写真3:
ローストビーフ!
左のはちょっとへんてこなヨークシャープディング。
ちょっとパサっとしてイマイチなお肉でした。
大英博物館マンガ展!
大英博物館マンガ展!
大英博物館マンガ展!
ご無沙汰してしまいました!
仕事とランニングに興じ
なかなか更新できず。
一旦サボると億劫になりますね。。

先日、ロンドンに用事で
行ったついでに、
大英博物館で催されている
マンガ展に足を運んできたので
アップデートです。

マンガの構図、読み方、
擬音などの解説から始まって、
江戸時代の頃からの風刺画から
現代に流れていくような構成。
その時代その時代の特徴的なものなど
おさえている感じでした。

アトムや銀河鉄道999などの未来SF、
バカボンのようなハイセンスなギャグマンガ、
少女マンガに同性愛や戦争ものなど
その時代時代を賑わせてきた作品が並ぶ。

宮崎駿の映画作品に焦点を当てたり、
また海外への翻訳、映画、コスプレなどの
イベントを紹介していたり、懐かしいだけじゃなく、
知らない漫画もあってとってもよかった。

それからゴルゴ13を書いている
さいとうたかお氏が、昔は時代劇のような
侍ものも描いていたりとっても印象的だった。。
などなど、思いを馳せることたくさん。

でも大満足かっていうとそうでもなくて、
(えっ、このマンガないの!?)
というのが結構あった。
何でないの??と思ったのは、

・はだしのゲン
・のらくろくん
・サザエさん
・ドラえもん
・ルパン3世
・風の谷のナウシカ(マンガのもの)
・高橋留美子作品
・タッチ(日本特有のラブコメ×野球とか重要)
・ガンダム
・シティハンター
・横山光輝三国志
・バビル2世
・キャンディキャンディ
・ベルばら
・おいしんぼ、ミスター味っ子などのグルメもの等々、、
あげたらキリがないというか、
マンガの歴史から言って展示されてる作品の方が
圧倒的に少ないのよね。

原爆や戦争ものはあったけれども
やっぱり「はだしのゲン」は必須かなと。
のらくろクンは初期設定は日本兵で
それから変遷があってお茶の間に・・と。
詳しく知りたいと思っていたのですが残念。
(自分で調べようかな?)
高橋留美子氏の作品なども、
一連の作品の軌跡とか紹介してほしかったな。
ホラー系は伊藤潤二が主‥
スケバン刑事などあってもよかろう。
スポーツ系はバスケとサッカーのみだったような。
柔道、野球は人気ないものね~。
宮崎駿の作品は映画としてカバーされていたけど
色々物足りない感じだったなぁ。

ということで、、
一見、素晴らしい展覧会だったのだが、、!
企画側からホンキを感じられなかった・・という感じ?
こういうのって中途半端に扱って欲しくないというか、
もっとマンガ愛を感じさせて貰える伝え方にして欲しいな。
自分が独自に知っていることが一部でもあると、
(え、なんかな・・)と思ってしまう。
研究論文や健康に関するニュースでもよく感じることだよなぁ。
そんな風に思った機会でした。
でも懐かしい思いにも浸れて楽しかったし、
マンガを知らない外国の方が興味を持つきっかけになったら。。

いろんなメディアでも記事になっています。
一例: https://www.afpbb.com/articles/-/3226435

写真:
1.さいとうたかお氏の絵‥
(あ、来て良かった!)と思いました

2.観覧した後に待ち構える誘惑たち
ウナギイヌが見えますな

3.知らないマンガでもっとも興味をもったもの
「ポーの一族」の一場面。
‥読んでみたい。
未読の「セーラームーン」「風と木の詩」。

雨の中のマラソン
雨の中のマラソン
雨の中のマラソン
フルマラソン2回目・・
(50キロの入れたら3回目!)

3時間20台の以前の記録を
上回って走る事ができました。。
終始、ペースを落とさずに走れたのが
何よりも価値があったかなと。
自分のような素人ランナーさんには
慎重に急がず気軽な気持ち、、
というのが大事なよう。
因みに研究者市民ランナーとして
ちらっと意識しているiPSの山中先生の
自己記録も上回れました。
(1回目は数十秒、遅かったのでした)

この日は朝からシトシトと雨が降り、
ずっと雨に打たれながらのレースでした。
今年の4月のボストンマラソンで
川内優輝選手が優勝した時は
風雨の強くひどい状況でそれを思い出させる陽気。
(その記録的なボストンマラソンでは
エリート枠のランナーは確か40%が
リタイアしたそう。皆、ぶっ倒れたという
わけではなくて、記録を出せない環境だった
ということで無難な選択をしたんだと思います。)

そんな状況になもなるのか?と思い
身体が冷えるのが怖かったけれど、
幸いにも気温そのものは下がることなく
風も無風に近い感じだったから
気持ちよく走れました。
5月に走った25度前後のあっつい時よりは
遥かによかったです。
前回よりも記録がよかったのはそのお蔭もあったかと。

沿道からの声援、
吹奏楽団の演奏(大きなテントの中)などもあって賑やか。
吹奏楽にも2種類あって、
日本の中高の吹奏楽部のようなのもあれば
男性がチェックのスカートを履いて
演奏するケルト?音楽のようなものも。
ほんと、とても元気が出る。。
もう街全体が歓迎・応援ムードでした。
数千人規模のレースだったこともあり
ボランティアの方もたくさんおりました。
彼らは雨に打たれ立ちっぱなしだったろうから
とても寒かったと思います。・・感謝感謝 。

走ったあとは汗も引いて雨に打たれ
身体がすごく震えました。
寒いというよりはそういう生理反応という感じ。
無難に身体を温めるように着込んで歩いて退散。

その後に寄ったローカルのパブの
ローストビーフ、豚のほほ肉が格別に美味しかった。
濃厚なグレイビーソースと28日間熟成されたお肉・・
こうなるものなのか・・!という衝撃でした。
しかも値段が割とお手ごろでした。
有名店もいいけどローカルのお店も行かなくては
と感じさせる機会でした。

とても良い機会なんだけど、
交通費と時間が大分嵩んでしまった。
飛行機で大陸側に行っちゃった方が断然安いし
利便性も良いから、、なんか腑に落ちない・笑
再戦は考えないかもなぁ。。

写真1.
ローストビーフ!
いやー、、これまで外食した中でも
抜群だったように思います。
ちょっとパブの雰囲気が良すぎて
写真が暗いですが、、英国のローカルパブ、
ご旅行の際にはぜひ。
グリルしたじゃがいもも香ばしさもあって
とっても美味しかったです!

写真2.
帰りに臨んだきれいな夕陽と河・・
そう、雨が上がった後でとてもきれいでした。

写真3.
豚のほほ肉!・・と思ったけど
雰囲気がローストビーフと
一緒だったので、マラソンの前日、
ホテルで頂いたランチ・・
5種のチーズボード。
右から二番目の山羊の
チーズの燻製が美味しかったかな。
前日に食べ過ぎることはなく
こんな感じで済ましています。
(緊張もあり食欲も抑えられ)

「ウルトラマラソン」
「ウルトラマラソン」
「ウルトラマラソン」
50キロマラソンに出場しました。
42.195キロの距離を越えるマラソンを
ウルトラマラソンと称します。
この機会は初のウルトラマラソンでした。

イギリスには山という山はないのだけど、
急勾配の続く丘のようなコースで、
クロスカントリーのマラソン版みたいな
感じで、しかも雨も降っていて底冷えも
酷く非常に過酷でしたが無事完走できました。

大きな大会ではないので参加者は
それほど多くなかったけどタイムは
5時間弱で一応上位10%に入れました。
ほとんどの人は道のりを楽しみつつ
挑戦するのが目的のようで
6,7時間かけているようでした。

思い出に残る体験。。
気持のよい景色とボランティアの手助け、
ランナーそれぞれの努力や励まし合いなど、、
直に感じられることが嬉しい。

前にも書いたかもしれないけれど、
日本を離れて15年、旅行というと学会の
ついでに街を安全な範囲で歩く程度でしたが、
最近になって旅行がてらいろんな所に
(走りに)行きたいと思いが強くなりました。

完走後はローカルのレストランで
鴨の春巻きやらフィッシュパイやら、、
とても美味しかったです!
地ビールの醸造所もすぐ近くにあって
普通ビールと言うとアルコール度数4,5%だけど、
そこにはアルコール度数が7度というビールがあり
(完走のお祝いに)購入してみました。
すっごい濃厚でワインのような風格という感じ。
そういう予定外の経験も醍醐味ですな。

写真1.
50キロ走った後に寄ったレストランでの前菜。
鴨肉・・洋風の春巻きといったところ。
とっても美味しかったです。応用が利きそう!
もらったメダルはぼかしております。

写真2.
マラソンのスタートはどうしても朝早いので1泊したのでした。
たまたま評価の高いカントリーハウスに格安で泊まれて凄くラッキー・・
その際の朝食ビュッフェの会場、、
走る前は基本的に消化のよいものを少量食べるのみなので
ビュッフェを楽しむわけにはいかず、
また行く機会があれば嬉しいです。

写真3.
50キロの間でもっとも標高の高かったあたり。
とってもきれいな景色が広がっていました。
走っている最中の平面の写真、
見渡す限りの素晴らしさはちょっと伝わりませんな。。
ダブリン郊外の公園
ダブリン郊外の公園
ダブリン郊外の公園
先々月、アイルランドの
ダブリンにて、とある国際学会が
開催されたので行ってきました。
米国、アジア、欧州の持ち回りで
毎年行われるのだけど、
初めてのアイルランドだし、
口頭発表の枠も取れたので参加。
欧州で行きたい旅行先をランキングすると、
申し訳ないけどアイルランドのランクは
僕の中ではちょっと低くて、こんな機会でもないと
訪れる事はないと思って学会を利用してみました。

その学会では1日観光ツアーが
組まれていたので折角なので参加してみました。
今までの学会ではそういう機会あったのかな・・
あったとしても気付かなかっただけかも!?
今後は積極的に参加しようかと思ってます。。

学会開始の前日、大型バスに乗り込んで出発。
最初に訪れたのはPowerscourt Gardenというところでした。
http://powerscourt.com/
大きな敷地に歴史を感じさせる石造りの屋敷、 木々がたくさん!!
とっっっっってもきれいでした!心が和みます。。
石畳を進んで手入れが行き届いたお花たちを観覧。
雨模様だったのが惜しい。 それはそれで風情があってよかったけれど、
晴れのときにまたぜひ来てみたいです。
イギリス同様、庭師の仕事が際立ってます。
こういう公園がある街はよいな・・
Powers Courtは車ではないと行けないようなところですが。

その後はお洒落で古風なレストランで昼食を済ませました。
白身魚のソテーとじゃがいも・・いまいちでした!!!
お昼時、地元の人と思われるおじ様、おば様方が団欒。
ハーレーが数台並んでて、見るからにバイク乗りっていう
白ひげのおっさん集団もおりました。
バイク乗り×サンタクロース みたいな人たち。
確かにツーリングもいいかもね。

午後は遺跡のようなところに行きました。
Glendaloughという国立公園。
http://www.glendalough.ie/
http://visitwicklow.ie/

会場ではよくわからなかったけれど
ウェブサイトによるともともとは修道院だったみたい。
紀元は6世紀までさかのぼり、10~ 12世紀の建物が残っているのだそう。
13世紀にはバイキングなどによる侵略もあったとのこと。
(調べて行けばよかった・・)

静かな世界。
小川のせせらぎなどよい雰囲気でした。
ツアーガイドさんの独特なアイリッシュ・イングリッシュを
聞き流しながら、心地よい時間を過ごせました。

後日、首都ダブリンの街を歩いて知ったのだけど、
今年はアイルランドの独立100周年だったみたい。
高校の時に世界史で勉強したことなんて、
ほんの一握りなんだな~ という感じ。
アイルランドの深い歴史、、今度行く時には
失礼のないようにもっと勉強してからい行かねば。

夕方頃、ツアーは解散。
その後は3階建ての結構大きいパブで食事をしました。
(知らなかったのだけど)有名な黒ビール(スタウト) のGuinnessは、
ダブリンに醸造施設があります。
ということで、 Guinnessはどのパブでもドラフトで飲めました。
ほぼ毎日、いただきました。冷え冷えのGuinnessは格別! !
摂氏7℃がもっとも美味しいらしいです。
 
翌々日にプレゼンを控え、どことなく落ち着かない感じでは
ありましたがリフレッシュできて本当に良かったです。

写真1
Powers Courtの庭園の一角!

写真2
Glendalough・・とてものどかでした。

写真3
GUINNESS!!
ラグビーとサッカーの放送を観つつ、
300グラムくらいのステーキを食べながら飲みました。

「お久しぶりです!」
「お久しぶりです!」
「お久しぶりです!」
ご無沙汰してしまいました!
ペーパーや指導の仕事、学会など
充実した日々を過ごしております。。

でも週末になると気分が乗らない
感じが続いて大分悶々としながら過ごして
ばかりいます。
週末、どこかへ招待されることも多く
そんな時はいいのだけど、一人でいると
仕事も余り手につかず、最近は開き直って
ゲームや古い日本のドラマなどを見たりして
気分転換してます。もっとのんびり休めれば
いいのですが!!

4月、アメリカの大学・大学院卒業生が集う会が
ロンドンで開催されました。
卒業生はアメリカ以外にもたくさんいるので、
一挙に集まるという機会です。
そう、、前回フランスであったあの会です。
世界中で定期的に開かれるのだけど、
今回はたまたまロンドンだったので
行ってきました。
3日間、折角なのでハイドパークを
見渡せるホテルに泊まってリフレッシュ。

参加者はヨーロッパ近辺に限られた感じでしたが
参加費用がちょっと高かっただけになかなか盛大でした。笑
200人くらいいたのかな?1950年代、
60年代に卒業した方もいて色々な世代が混ざって
それはそれで楽しかったです。

卒業生には英国の政治家になった人もいて、
その人の計らいで議事堂のツアーに参加する事ができました。
荘厳な建物にチャーチルやサッチャーの銅像が建っていたり、
何となく気が引き締まる感じ。
(今はもうEU離脱やメイ首相就任の関係で慌しいでしょうね)

場所はハイドパークに面したホテル。
初めてそのあたりを散歩する機会があってよかったです。
とっても天気もよくてラッキーでした。
まぁ、そのときはたまたま論文を書き上げた後だったので気分も爽快だったかも!

National Galleryで中世イタリアの絵を観て、
さらに老舗のFortnum & Mason( https://www.fortnumandmason.com/
アフタヌーンティーとなんだかリッチ気分。
いろんな人と他愛もない話をし、
欧州の歴史に関する講演を聴いて盛況の後、解散!
よい週末でございましたとさ!

写真1つ目は、アフタヌーンティーのもの!
写っていませんが、スコーンと重たいデボンクリームは絶品でした。

2つ目は、ハイドパーク、
北側に位置するイタリアンガーデンです。
とても広くて南西部は未開の領域。。また行きたいですね。

3つ目は、議事堂の一角!

実家でのんびり
実家でのんびり
実家でのんびり
ドイツ、そしてフィンランドで
束の間のクリスマス休暇を取って、
年末から1ヶ月ちょっと
ひさしぶりの帰国となりました。
米国からイギリスに移ったり
キャリアなどいろいろと変化が
あったためいそがしくしていて
帰れなくて、すごい日本が遠くなったよう。

けれど、いざ帰ってみると
何のことはないすぐに馴染みました。
やはり日本は故郷。

久しぶりの実家、のんびりできました。
初日は事前にオーダーしておいた
スッポン鍋などを食べ、いくら、刺身、、
と正月を前に堪能!
イギリスのスーパーでも最近イクラを
みかけるけど、マズイ!
こうした食、、日本の宝と思います。
本当に美味しかった。

ご無沙汰だった焼肉屋さんにも帰国前日に
両親と行きました。
七輪の墨を使うという古風な焼肉屋さん。
それもまた美味しかったです!

また
「おいしい日本酒、飲んでないな~」
なんて呟けば、父が仕事の帰りに地酒を買ってきてくれ
いたれりつくせり。。両親と色々な話をしながら
辛口の日本酒をワイングラスで頂きました。

1月半ばからは西日本縦断の講演続きでいそがしく
結局実家には半分もいられなかったので
その分だらだらと過ごしました。
普段は一日一食しか食べないのに、実家にいる間は一日に何食も
食べてたので、夕方はジョギングに出たり、、
それから旧友とも会う機会も作れたしよかったです。


写真1枚目
実家の庭で撮ったメジロ

写真2枚目
日本酒・・!

写真3枚目
七輪でホルモン焼き!



ヘルシンキのヴァンター空港
ヘルシンキのヴァンター空港
ヘルシンキのヴァンター空港
ドイツでの休暇の後は
フィンランドのヘルシンキ経由で日本へ。

英国、ドイツともに氷点下にはならない
寒さが心地よいくらいの天候だったのだけど
ヘルシンキはピリっとした氷点下。。澄んだ
空気が気持ちいい。

ホテルは空港のすぐそばでモダンな様子。
テレビをつけたら、馬に二輪車をつけた
馬車のレースがやっていました。
フィンランドでは盛んらしいです・・

フィンランドならではの食を楽しもうと、
空港でトナカイのお肉が食べれるという
レストランへ!

ドイツの方にすすめられたウォッカとともに
トナカイのお肉のハンバーガー・・ジューシーで美味しかったです。
そんなくさみもないけど、ラム肉に似てるようなそんな感じ。

デザートはリンゴンベリー(こけもも)ソースのアイス!
Lingonberriesなんて、知らなかったのですが
わからなかったからこそ選んでみました。
ベリーならではの風味で美味しかったです。
スカンジナビアではスタンダードなベリーのようですね。

殆どホテルと空港で過ごすだけでしたがよい経験でした!
いざ、日本へ!!

写真1枚目はリンゴンベリーのデザート!

写真2枚目、空港の一面。

写真3枚目はハンバーガーと黒ビール!
(あまり美味しそうじゃないかな?
でも美味しかったです!)
黒い森へ・・
黒い森へ・・
黒い森へ・・
ご無沙汰してしまいました。
いそがしさは変わらずですが、
年末年始は休暇をしっかりとることにして
思い出深い時間を過ごしました。

年末はドイツの「黒い森」へ。
中学校の地理で学んだ「シュヴァルツヴァルト」ですな。
ドイツのクリスマス、ろうそくを1つ1つ灯して
のんびりとした時間を過ごしたのでした。
仕事のこともすっかり忘れて、充実した時間を過ごしました。
イギリスを発つ前は徹夜して、仕事を整頓したり
部屋を掃除したりでくったくただったので
とても疲れていたのですが、それも全快!

いろんなお酒、チーズフォンデユなどなど堪能。
街の教会、山際の散歩道など・・よかったな・・
また機会があればハッピーです。

写真1枚目は、
ろうそくを灯してくるくる回る伝統的なクリスマスピラミッド、
そして屋内の大きなツリー!

2枚目は、大きな教会の中・・真っ白で
陽の光が差し込んで、とってもきれいでした。

3枚目は朝の一枚。バルコニーからの眺めは靄がかかって幻想的でした。


Talloires ③
Talloires ③
Talloires ③
いろんな領域の卒業生が集まった機会。
なかなか出会えないような人ともお話できました。
2日目のランチの席でたまたま座った席には、
ドイツ人歯科医の方がいて歯科学の学位を取った方でした。
僕のルームメイトも同じ歯科学、特に外科系の人だったので
その友人の話なんかも弾んだり。
その友人も卒業生なのだから来てもよかったかも?
その歯科医の方が、お水を取りに席を立ったときのこと、

「もしよろしければお隣、いかがですか?」

ととても流暢で静かで優しい上品な日本語が聞こえたのでした。
それは50年弱前に日本の大学を卒業した米国人の
白髪のご婦人で卒業後暫くして再び日本で修士を取ったり
仕事したとのこと。
今は欧州に住みながら数十年、日本とつながりのある
仕事に従事しているとのこと。
すごく日本語が丁寧で語彙も達者で、僕も緊張しました。
とても高貴な方とお話しているようで。
今回のその卒業生の集まったイベントで
一番よかったのは、その方とお会いできたことかもしれません。

「日本語、とってもお上手ですね。」
「最近は日本語を話す機会も少なく
久しくそういって頂ける機会がありませんでした。
ありがとうございます。」

とそんな会話から始まり、いろいろお話を伺いました。
ご婦人と旦那様、仲むつまじいご様子・・憧れます。
そのご夫婦は、課外活動では山の上の教会を訪れるハイキングに
行ったようだけど、帰り際、湖畔で絵を描くグループを
のぞきにやってきて、ご婦人は僕の絵も背後からのぞいてくださって
「まぁ、とってもお上手ですね!」
って言ってくださったのでした。
そしてその後の夕食でもその方の隣に座らせて頂きました。
自分の右隣にそのご婦人。

夕食は、レタスと2種類のハムと2種類のチーズとジャガイモ。
食材にしてたった4種。そしてキールと赤ワイン。

左隣にはパリで仕事をしているというベトナム系の
ハッピーハッピーな明るい女の子が座ったのだけど、彼女に
「これアピタイザーだよね?」
と訊いたら
「何いってるの。これがメインよ。」
とのこと。

(は?)と思ってしばらく、
目の前に炭火焼きのコンロが登場。
何かと思っていたら、
どうやらそのコンロは三段式で、
・上段では、パンでジャガイモを煮る
・中段に炭火を敷く
・下段でチーズを焼く
という仕様なのだ。
後で調べたところ、ラクレットグリルというものだそう。

下段には、小さなフライパンにチーズを置いて、
炭火の下に滑り込ませる。数十秒でチーズはトロトロ。
木べらでフライパンからチーズを剥がして
ハムやレタス、ジャガイモで思い思いに食べる形式・・


右隣のご婦人は
「温かいチーズには白ワインがいいのよ。
このレストラン、わかってないわね。」
と小声で日本語で教えてくださった。
焼いてこそ味が引き立つチーズもあるそうで
そんなお話を伺ったのでした。
僕がロゼと思っていた飲み物はキール・・・はずかしや。
それについてもいろいろ教わりました。
「白ワインとカシスのカクテルだけど、大概、
安い白ワインを使うのよ。これもきっとそうよ。」
とのこと。

僕の左隣のそのまた隣には、
乳製品に対してアレルギーを持っているという
レストランの趣と相反する気の毒な中国系のビジネスマン。
すべてのチーズを頂きました。
右側のご婦人も「よかったらどうぞ」と
チーズとジャガイモを下さいました。
たぶん、この日がチーズ摂取量人生でトップ。
美味しく頂きました。
ベトナム系女子もやせ形の僕の食べっぷりに驚いてた。

デザートはでっかいパイにアイスクリーム、生クリーム。
とっても美味しく楽しかったです。
(レストラン側も食材を並べるだけで調理するものが何一つなく、
40人ほどの大所帯でも比較的、用意が楽だったことでしょう。)
カロリー過多なのは疑いようもないお食事・・
体重計に乗るのがおそろしや。

タロワール、素敵なところでした。
また来れますように。

写真1
ラクレット!!
じゃがいもが炭火でことこと。
これは卓上のラクレット用の炭火グリルですが、
普通のレストランでは
大抵、大きい丸型のラクレットチーズを
半円にした切り口に暖炉や熱源で溶かしたものを
温野菜やお肉に大胆に掛けるのが主流みたいです。。

写真2
チーズを炭火の下でトロリ!

写真3
夜もすっかり更けました。
とてもきれいなタロワールの夜景・・
Talloires ②
Talloires ②
Talloires ②
ちょっと間が空いてしまいました・・

フランスのタロワール滞在2日目、朝食はごく簡単に、
マドレーヌ、ヨーグルトと珈琲のみ。
どうやらランチとディナーが
豪勢になりそうな様子?!

2日目は講演2つと課外活動1つでした。
最初の講演は人類学教授歴40年による
「移民と米国史」、という内容。
通常2年ほどかけて授業で学ぶ400年程の
米国の歴史を2時間で網羅するという感じ。
穏やかに打ち解けた雰囲気の中でまったりと
受ける講演、とってもよかったです。
何よりも、一般向けにかみ砕いた講演を行う
方法の参考になった。

講演の2つ目は、栄養学の教授の話!
栄養学は生化学・農業・医学・政策・飢餓の問題などに
関与しており、更に今回肥満している参加者が多く、
食生活を改善するにはぴったりの、面白い人選だったと思う。
教授は、アメリカの都市政策を通じて、子供の肥満を
予防する活動・研究をしており、一般向けの啓蒙に長けてた。
内容的には僕も知っていることばかりだったのだけど、
それをどうやって伝えるかっていうのがやっぱり上手い。
教授とは、僕が学生のときは接点のない人たったけど、
この機会に会話も弾んで、とっても嬉しかったです。
彼女の本、買おうかな?


課外活動は、3つの選択肢から1つ選ぶようになっていて
1.ハイキングで山の上の教会へ行きましょう!
2.バスでお城の見学しましょう!
3.水彩画を学びましょう!
の1つから事前に選ぶことになっていました。
学会の疲れが残っていたので移動はちょっと勘弁という
ことで3つ目の水彩画にしました。

アヌシー湖畔に出て適当に絵を描くスポットを選んで2時間ほどで描く!
という急ピッチな企画でした。
地元の絵の先生と合わせて8人くらいのグループ。
水彩画のお手本を見せてもらって、エッセンスだけ聴いて描くというものでした。
水彩画なんて何年ぶりかな?中高の授業でちょっとやったきり。
水だけを付けた筆で紙を濡らす、水分を伸ばすようにして、
水分が乾かないうちに絵の具をにじませるように描く・・
という手法なよう。(そんなの学校でも習わなかったな~)なんて思いながら
気軽に描いていたところ、なんと、湖畔を散歩している人も足を止めて僕の絵の写真を撮ったり、
「Tres Bien♪」って言ってくれました。嬉しかったです。

絵の先生からは「今後もぜひ続けるといいわ!」なんて言ってもらえました。
お世辞でも嬉しいな。ケンブリッジでパステル画の教室に参加したのだけど、
水彩画のも行ってみようかな?

講義と絵画と、なんか中学・高校の授業みたいな
構成だったけど本当に楽しかったです。
学び方っていうのが、やはり成人になると違うものね。

写真1
夕食を摂った会場からの眺め!


写真2
ビュッフェスタイルのランチ。
いろんな種類のチーズがほんと美味しかった。
テリーヌも上品で繊細な味でした。
フランス南東部のサヴォイ地方の特徴みたい!

写真3
そんな風にはとても見えないけど1000年の歴史をもつ建物の一室。
日本の歴史のあるお寺に来たのと同じような気持ちになりました。
Talloires ①
Talloires ①
Talloires ①
もっとたくさん、いっぺんに写真を
載せられれば一度にアップできるのになぁ。。
どうしても細切れの記録になってしまいますな。

フランスとスイスの国境付近に
Annecy湖(アヌシー湖)という湖があり、
そこに、Talloires(タロワール)という
小さな街があります。
村といった方がいいくらいのどかな場所だけど、
スイス方面に目を向けると、正しくハイジが
出てきそうなアルプス山脈がすぐ目の前に
現れて圧巻の眺め。。そんなところ。

先々月、リヨンでの学会の後に、ちょうど
在籍していた大学の卒業生のためのイベントが、
そのタロワールで開催されるという知らせがきて、
普段なら無視してしまうそんなメールも、
リヨンから電車で2時間ほどという距離だし、
何よりプログラムに著名な教授の名があり、
こんな有意義な機会は滅多にないと思って
参加を表明したのでした。

学会の最終日、自分の発表の準備のため2時間ほどしか
寝ておらず、学会前も寝不足が続く生活だったので
少しぐったりしてタロワールへ向かったのでした。。
列車は次第にアルプスの断崖絶壁を縫うように進み、
カヌーで下るのにもってこいのような流れの河、岩山、
森林の中を抜けてアヌシー駅に到着しました。
小さな可愛らしいお店が並ぶアヌシー。
覗いてみたい気持ちをグッと抑えて、まずはタクシーで
タロワールへ、、、そこはこじんまりとした、
でも個性的で可愛らしいホテルがそこかしこに建っている
湖畔のリゾート地でした!!

スケジュールの都合上、到着が遅くなったため
レストランで皆のお食事中に合流する形になり、
集合写真には間に合いませんでした。。
適当に座った席には、30年以上前に数学科を出た方、
最近卒業した学生とそのご両親など、家族連れ同窓会の
趣きで、元々専攻もバラバラだから背景も十人十色。
参加者の中には卒業後ヨーロッパに帰ったり移住したりして
今はフランス・スイス・ドイツといった会場に近い地域にお住まいの方や、
サンフランシスコや遥々フロリダからいらしている方も。
大学のサマースクールの会場にもなっているらしくて
ボランティアで現役学生も参加しておりました。
多くはアメリカからの出席なので、参加者は総勢50人
くらいでしたが、和気藹々、とっても賑やかで優しい
時間でした!

初日の夕食はビュッフェ!
お肉、ハム、チーズ、パスタ、いろんな種類のパスタ・・・
このようなメニューでも添加物いっぱいのアメリカのソレとは
全然違う、良質な素材を感じるものが多かった。
最近、チーズに嵌ってるので、チーズの奥深さに触れることが
できたのも嬉しかったな。。
初日からたくさん食べてたくさんお話して楽しかった!!
こうした機会に参加できてよかったです。
その夜は8時間ほどぐっすり眠れました。

写真1.
アヌシー湖の様子。
すごく大きい湖です。。

写真2.
滞在したホテルの庭からの眺め。

写真3.
タロワールの一画です。

オスロ♪・・②
オスロ♪・・②
オスロ♪・・②
海辺を歩くだなんてとっても久しぶりで、
ちょっと感慨深い思いに浸ってしまいました。
ボストンにも海辺はあったものの、
いそがし過ぎてぶらぶらする時間の余裕
なんて全然なかったな、、、と。

オスロの海岸線は工事中の場所が多くて
活気はあったけど景観としては未完成って
感じでした。また来いってことでしょうか?
海辺のカフェで一杯。。気持ちよかったです!
魚介類もちょっとオーダーすればよかったと
後で考えて少し後悔。。

その後、ホテル傍のグリルのお店でお肉を食べました!
何か食べるっていう考えがなかったものの時間があったので!
お肉食べようと思ったのは、お会いした方に畜産関係の
人がいて、お話を聴いていて興味を持っていたからでした!

「ニュージーランド産の和牛」というメニュー。
カリフォルニア産こしひかりやイタリア産あきたこまちとか
同じようなものか?
「WAGYU」っていう品種をブランド扱いしてるんだろうけど、
聴くところによると海外で生産される「WAGYU」は外国牛との
交配種なんかでも「WAGYU」って名乗れるみたいだから、
品質など色々誤解されたりしないか危惧してしまうところだな。
自分が頼んだのはカレー風味のスペアリブ。みかけはなんか
イマイチだけど、スパイスが効いてとっても美味しかった!
  
その後はオスロ駅から空港へ、、そこでお土産を購入!
バイキングの帽子とかも悩んだけど(笑)、無難に食べ物にしました。
お世話になっている方には、サーモンを。
そして研究グループのメンバーにはオフィスでつまめるお菓子。
お土産屋さんに行くと、鯨肉が売っていました。
北欧の捕鯨は小型の鯨を入り江で首切りして浜辺に並べる
グロテスクなものみたいだけど、、まぁ、鯨好きの僕は衝動にかられて
サラミとマリネ状の生肉を購入!嬉しい気分で搭乗しました。

2時間半のフライトでロンドンのヒースロー空港へ。
高速バスで深夜に帰宅しました。
せわしい旅路となりましたが無事に完了してよかったです。
あぁ、そういえば、行きの空港で以前ここにも書いた
護身用に常に携帯していた相棒のマスタードスプレーを没収
されてしまったのでした(そりゃそうだ)。
最初、違法とか言われてちょっとした騒ぎになってしまいましたが・汗、
親切な係員さんが丁寧にマニュアルを調べてくれて違法じゃないことが
判明して事なきを得ました。。
ただ、スプレー缶という性質上、危険物取扱となり持ち込みはできない
ということで、速やかに差し出しましたとさ。。
このスプレー、今までだって独にも仏にも西にも普通に持って行って
ましたけどね。要するに、手荷物検査はザルということか、、、。
帰宅後すぐに新しいのを購入。使用する機会がないのが一番だけど
犯罪マップを見れば日本みたいに安全な土地はないわけで、念のため。
 
さて、数日後、鯨肉のステーキ、
そして鯨肉の竜田揚げを頂きました!
とっても柔らかくて食べ応え満点。
赤身なので脂でギトギトしているわけでもなく、かといってスジ肉のように
固いわけでもなく、軟らかくてくせがない風味がとっても美味しかったです!
竜田揚げははじめて作ったのですが、日頃から、ちまちまてんぷらを
揚げたりしているのが功を奏してか、とっても上手に美味しくできました。
めでたしめでたし。
 
写真たち:
オスロの海岸で一杯!
一番左のはローズマリーの種と植木鉢です。
学会の主催者さんにお土産として頂きました。
真ん中はチョコ!そして右がベルギーのエイル!

2枚目はグリルのお店のお肉!
スパイシーなタレでぎとぎとでございました。
見た目はアレですが美味しかったです!

くじらのお肉です!赤々として立派でしょう?
左の塊をステーキとして頂きました。
カマンベールチーズを添えたのだけど、絶妙でした・・!
右側の小さく一口サイズにしたのは竜田揚げに。ふふふ。

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Bow

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