和食をごちそうになりました

　
先日、解剖学教室の教授が日本から２人いらして
一緒にお食事しました。

風雅居（ふがきゅう）
http://www.fugakyu.net/

というレストランで、ボ○トンの日本人の間では、
知らない人がいないであろう有名なレストランです。
以前、ヤンキースの松井秀喜氏もいらしたそうです。
松坂も来たかな？

有名といっても、美味しくて有名というよりは、数少ない
和食のレストランの中では非常に頑張っているということで有名。
日本から誰か来たら、そのレストランを選べば
無難かなというところです。

かなり大きなお店で、３０人くらいの人が無線を通じて連絡をとりつつ、
来客に応じているのですが、そのうちの１人か２人が日本人っぽい。
日本語できちんと挨拶していただいたから。
お料理は、カリフォルニア巻きだとか、アメリカナイズされた日本食が主です。

日本のファミリーレストランで、ガスト、デニーズ、ロイヤルホストやらが出てきた後に、
和食系（夢庵だったかな？）が出てきたけれど、そうしたお店を思い出します。

お絞りを出していただいたのは嬉しかったです。
アメリカのお店だと、アジア系でも稀なので・・
でもちょっと消毒液の香りが強くって残念・・

　
寿司とてんぷら、ご馳走様でした！
お家では食べないものばかり！
とはいえ、実は僕はちらし寿司なら
定期的に美味しくお家で戴いているのですが･･･
特に握り寿司は久しぶりでした。

お味は、まあまあ。
概して、食材そのものの風味が乏しくて、
お寿司なら酢飯、てんぷらなら衣の風味がメインとなり
何を食べたのか、あまり記憶にありませんね♪

しかし、てんぷら・・２枚目の写真のように異文化色が強い。
爬虫類みたいな鮮やかな緑色の衣のてんぷらには、
さすがに手をつけられなかった。
そしてその緑色の衣のそばにあるものは、アーモンドのてんぷら。
初めて食べたのだけど、僕が知らなかっただけ？
日本でもピーナッツの揚げ物などあるのかな？
舞茸のてんぷらだったらよかったな・・はは

日本のビールはやはりおいしかったです！
日本食には日本のビールが合う・・
でも、こってりとした欧米の料理であれば
やっぱり重みのあるヨーロッパのビールがいいな・・と思います。


教授のお２人とは、こちらの疫学がどういったものか、
日本の研究のことなどをお話しました。

日本の疫学の話をすると、
「日本では進んでいない」「その分野は遅れている」
だとかいうのだけど、日本の疫学でも頑張っている人はいる。
その頑張っている人の話など、まったくご存知でなかったりするのは残念。。
大意として、疫学とは疾患の発生源やメカニズムなどを研究する
医学の基盤となる学問だから、解剖学の先生には遠い話かもしれないが、、

どうしても日本の医学系の分野は縦割りのようで横のつながりが弱いみたい？
ちょっと、学派を外れると、どれほど研究が進んでいるのかなど
まったくわからずに、しかもわからないことに気づかずに判断しているよう。
日本からいらした方が、これほど疫学の貢献や発展などについて無知というのは
まあ、これから自分が貢献できる可能性に他ならないのでかまわないけれど・・。

H大にもきたそうで、こちらの教授と会ったそうだ。
H大の疫学の分野では、インド人や韓国人、中国人がかなり頑張っており、
日本人はいないのが実情だ・・H大の教授は日本人については、ネガティブな
印象を持ってしまっているのでは・・？
頑張らなくては！
　

こういった食事の機会で、注文をとったりする際に相手の英語力などが大体
わかるのものだけど、、今日ご一緒した教授などは注文するのもままならない
感じで。。一体、こちらのプロフェッショナルとどういった会話が成立したのかと
思ってしまう、、、セミナーに出たと言ってたけど。。