2003年12月10日 ●Boston●科学雑記
服やCDに加えて
これはもっと重要かも。。。

ご存知のように
日本には独自の食文化があって
英語で論文を書くまでも無い科学や、
書くことのできる人材が欠けているであろう栄養学の世界について
健康志向も手伝って、多くの本が出版されていると思う。

以前、納豆への愛情をつづった事があるが、
納豆の本は絶対に手に入れる。
興味以上に、研究の視野を広げるヒントが多く
必要なものだと思っている。

また、ダイオキシンなどの問題も
日本ではアメリカとは違った様態で成長を遂げていると思う。

たとえば、ダイオキシンなどの汚染は
アメリカでは魚の摂取が問題視されている。
Bioaccumulationっていうの?生物濃縮というのか、
海の生き物に毒素が蓄積することが
人間に影響を与える1つのプロセスだということ。

だが、日本では
ゴミ集積場などが農作物に影響を及ぼすという話の方が、
なじみがあることだと思う。
問題のあり方が違うのだ。

疫学的な視点から見て、これは価値のある違いだと思う。

科学は国境の無い学問だが、
疫学には国境がある学問だとも言える。

だから、自分の将来の幅を広げるには
日本の情報のソースも、よく知っておかなくては、、、
ということなわけです。

以前にも書いたかもしれないが、
英語が第二外国語であることが、
自分のネガティブな部分ではあるかもしれない。
でも見方を変えると、日本語の文が読めるということは
生かさないともったいないくらいの長所だということは明白。

そのチャンスを近いうちにむかえるわけですね。

ふー、、、

コメント

Bow

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