?は7月31日みたいです。
http://diarynote.jp/d/85527/20030731
タイトルって記録されてるよね。

−−−

疫学の範疇として学ぶ栄養学。

栄養の世界は細胞生物学から、政治学まで
枝を生やし絡まりあう世界なのだ。

学生もいろいろいる。。。と納得しているのだが。
僕の博士過程では、講義が2年間あった後に、
Oral Examinationを終えて、Proposal Defenceを行う。
前者は口頭試験で、基礎を踏まえればまあ大丈夫らしい。
後者は、ひとつの研究背景から研究の必要性を述べ、
自分がどういう研究をどういう手段で行うのか
自分の仮説をどうテストたてるのか発表するもの。

今、2年間の講義を終えた人たちは、その時期に達しており、
ここ2週間で3人のThesis Proposalを聞いたのだが、、、

1人はタンザニアを研究のフィールドに選んでいたのだが、
他の国で行われた研究をそっちでやるって感じで
なんかもう期待されている結果があからさまなのだった。
発表については良かったけど。

もう2人は悪いけどどうかなー・・・
バックグラウンドの情報は豪華なのだがそれだけ。
2人とも似たようなものなんだが、
アメリカで肥満が問題になっていることを告げ、
生理学的なイベントを紹介、本当にたくさんの酵素の
1つ1つの働きを紹介して、、、
急にそのうちの1つの酵素のmutationに着目するのだ。
散々説明して、けっきょくそこ?って感じ。
酵素の働きの違いで、血中のコレステロールの量も測るのだが
本当にそのbiomarkerが適当なのか、
「とりあえず測ります」
って感じの紹介。
なんでそのbiomarkerが最適なのか?とかもうすっ飛ばした感じ。
もうなんて説明したらいいのかわからないけれど
とにかく、自分の仮説と研究のデザインが一致してないし
紹介された背景が、研究がカバーする内容を大きくはみ出てて
いったいなんなのさ。。。という感じでしたのさ。

で、もう発表し終わった後、
なんか拍手が気まずいのね。

質疑応答が始まるのだが、
悪いけど、つっこみどころ満載。
1年の僕でもわかることも多く、、、
Facultyのメンバーにとってはどうだったのだろう。

2人のうちの1人の人に質問しました。
けっこういい質問だったと思う。
マウスで証明されていることを、
人間で証明するの?って話だけなんだけど、、、
なんかアドバイザーの先生が答えてた。
おい!

−−−

ちなみに、、、

Proposal Defenceでもなんでもないのだが、
とあるPh.Dのセミナーがあった。

Ph.Dの1人がセミナーを仕切る形になって
そのうち僕にも出番がまわってくるのだが
トピックの提供にその1人はとっても幅広くカバーをしていた。

その人はすごかった。Facultyの質問に対しても
自分の意見と、サポートする事実を述べ、
さらに他にあやふやな形ででも存在する研究ものべる感じで、、、

人それぞれか、、、

僕は僕でいく。

コメント

Bow

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索