なんだって、、、!?
2003年9月25日 ●Boston●日常徒然出会い。
実験室とコンピューターだけが設置されているような
そんなビルに疫学のフロアがあるのだが、
そのうちの1つのPCで適当に調べものしているときだった。
「日本人の方ですか?」
と急に日本語で話し掛けられた。
見慣れない方だったのだが日本人。
なぜか僕のことを知っているのだが、
どうやら、僕以外唯一の日本人の先輩にあたる方に
いろいろ聞いていたみたい。
その女性は、日本の国立の医学部から、
研究目的で去年、こちらで仕事をしていた人らしい。
今回の渡米は、国際学会でアメリカに来ているとのこと。
それでまぁ、広い意味で同胞ということで
話し掛けてくださったのだ。
話がはずんだ。
彼女は半年間の研究だったらしいが、
英語が不得手のまま来たそうで、
大変だったとのこと。
当然、その手の話は共通項なわけで。。。
ただ彼女が驚いてくれたのは
やはり、化学から分野を変えてシフトしてきた点と
学部卒でアメリカの大学院にいるという点である。
それは自分でもよくやってきたと思っている。
そして何より、会話して励みになったのは、
疫学のプロが日本には欠けているという情報を
日本の医学の場で仕事している人材から得られたということ。
彼女自身、疫学という分野に去年、携わって
博士でありながらもやはりてこずったらしい。
また、彼女の仕事先の大学名を聞いて驚いた。
日本ではCOEという制度があるのだが、
栄養学の分野では数少ないCOEに認定されいてるところだった。
それは彼女が言わなくとも、僕が知っていたことで
彼女に確認してみると、答えはyes。
彼女はそのCOEの研究を担う講座の一員なのだ。
つまり日本のある意味、
トップクラスの研究を行っている集団の1人なのである。
ちなみにその講座のボスはなんと、
アメリカでMaster of Public Healthをとったのだと。
僕が去年度、お世話になった大学で。
偶然。
もうこの時点で頭が上がらないのだが、
彼女自身も僕を認めてくれたのか、
「席を空けて待っておりますので」
と言ってくださった。
もうびっくり。
5年くらいかかるPh.D。
僕自身、その価値について疑問に思っていた。
日本の疫学や医療栄養学の世界では、
医学博士を持っている人が指揮をとる世界である。
Ph.Dで日本で生きていけるものとは思っていなかった。
だが、彼女はそんなことないと否定するどころか、
海外で揉まれたプロフェッショナルなら
絶対に必要とされると付け加えてくれた。
ポストを用意しておいてくれるとのこと。
まぁ、大げさな話だし、当分先のことで、
現実味を考察する余地なんてないんだけど
すごくすごく励みになった。
もちろん、連絡先教えておきました。
彼女もアメリカに来る機会があるときは寄ると言ってくれた。
自分が今の分野で日本との繋がりを実感できたのは
このほんの15分の会話。。。
こんな可能性で溢れかえるほどの会話は滅多にない。
不思議なもの。
実験室とコンピューターだけが設置されているような
そんなビルに疫学のフロアがあるのだが、
そのうちの1つのPCで適当に調べものしているときだった。
「日本人の方ですか?」
と急に日本語で話し掛けられた。
見慣れない方だったのだが日本人。
なぜか僕のことを知っているのだが、
どうやら、僕以外唯一の日本人の先輩にあたる方に
いろいろ聞いていたみたい。
その女性は、日本の国立の医学部から、
研究目的で去年、こちらで仕事をしていた人らしい。
今回の渡米は、国際学会でアメリカに来ているとのこと。
それでまぁ、広い意味で同胞ということで
話し掛けてくださったのだ。
話がはずんだ。
彼女は半年間の研究だったらしいが、
英語が不得手のまま来たそうで、
大変だったとのこと。
当然、その手の話は共通項なわけで。。。
ただ彼女が驚いてくれたのは
やはり、化学から分野を変えてシフトしてきた点と
学部卒でアメリカの大学院にいるという点である。
それは自分でもよくやってきたと思っている。
そして何より、会話して励みになったのは、
疫学のプロが日本には欠けているという情報を
日本の医学の場で仕事している人材から得られたということ。
彼女自身、疫学という分野に去年、携わって
博士でありながらもやはりてこずったらしい。
また、彼女の仕事先の大学名を聞いて驚いた。
日本ではCOEという制度があるのだが、
栄養学の分野では数少ないCOEに認定されいてるところだった。
それは彼女が言わなくとも、僕が知っていたことで
彼女に確認してみると、答えはyes。
彼女はそのCOEの研究を担う講座の一員なのだ。
つまり日本のある意味、
トップクラスの研究を行っている集団の1人なのである。
ちなみにその講座のボスはなんと、
アメリカでMaster of Public Healthをとったのだと。
僕が去年度、お世話になった大学で。
偶然。
もうこの時点で頭が上がらないのだが、
彼女自身も僕を認めてくれたのか、
「席を空けて待っておりますので」
と言ってくださった。
もうびっくり。
5年くらいかかるPh.D。
僕自身、その価値について疑問に思っていた。
日本の疫学や医療栄養学の世界では、
医学博士を持っている人が指揮をとる世界である。
Ph.Dで日本で生きていけるものとは思っていなかった。
だが、彼女はそんなことないと否定するどころか、
海外で揉まれたプロフェッショナルなら
絶対に必要とされると付け加えてくれた。
ポストを用意しておいてくれるとのこと。
まぁ、大げさな話だし、当分先のことで、
現実味を考察する余地なんてないんだけど
すごくすごく励みになった。
もちろん、連絡先教えておきました。
彼女もアメリカに来る機会があるときは寄ると言ってくれた。
自分が今の分野で日本との繋がりを実感できたのは
このほんの15分の会話。。。
こんな可能性で溢れかえるほどの会話は滅多にない。
不思議なもの。
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