なぜその女性が僕を知ることになったのかというと、
僕は理系留学関係のメーリングリストの1人のメンバーだから。
メンバーは日本で留学を考えている人、
あるいは、北米に留学している人で構成され、
留学している人は、アメリカ中にたくさんいる。

で、その女性は、
東海岸への留学を考えており、留学している人と会いたいというわけで、
僕を含め、院で勉強している人と皆であったのだ。
6月のこと。彼女にとっては始めての旅行だったみたい。

先日の日記の内容からわかることをそのまま言うので
自分を神棚に祭ったような表現を繰り返し、
明らかに場の雰囲気を凍らせていたのだが、、、
意気揚揚と彼女は帰国していった。

で、7月末になってまた渡米してきたのだが、
以前までは、何しにきたのか不明な感じではあった。
本人いわく、家族から逃げたいのだという。
2日前の日記の内容のように、彼女にとっては悲惨な状態。

ちなみに、
6月にきた時点で僕以外の人とも会ったわけだが、
その人たちとはコンタクトが途切れているらしい。
その極端な表現とか、ずれまくった感覚とかで
怒らせることばかりだったみたい。
本人は、怒らせたとは認識しているのだが「どうして?」という感じ。
相手が短気だという結論にいたるのだが。

今回の渡米で、
日本人研究者とコンタクトをとったとのこと。
彼女は、極端な学歴主義で、博士がほしいらしいのだが、
得られるポジションはテクニシャンとのことで、相談を受けた。
(ちなみにその相談のうちに、
彼女の家庭の事情を叫ぶように説明されたのだ。)
日本を逃げたい、医学系の研究をしようと思ったら、
日本では夫の情報網から逃げられない、、、アメリカなら、、、
それはそれは必死な様子。

はっきりいって、
彼女の英語は散々なものである。
ネットカフェから送ったとみられる英語のメールを読んでみると
高校1年生で覚えるような動詞の使い方すら誤る。
そういうことを暗に含めて、
博士課程への出願は難しいし精神的にもつらいと思われるので、
テクニシャンの機会に絞った方がいいと伝えた。
テクニシャンのラボのボスは日本人だから
詳細な説明に及んでも所詮日本語なわけで問題ないし、
幼稚な英語でも、アメリカで揉まれれば何とか上達するとも思う。
学位をいずれとるにしても、テクニシャンの職を掴んで、
アメリカでも有力な推薦状のコネを掴んだ方が、
後々のために有利になるからである。

繰り返すが、彼女は常軌を逸していて、
嫌われ者だろうなと誰もが思えるような人である。
友だちは皆無。そう思う。
実際、「あなた(僕)にしか相談できない」のだそうだ。
精神科へも通っているし、家に帰れば暴力の的になるのだし、
事実はともかくも彼女はそう言っていて泣き叫んぶ。
ズレトル。

・・・。

彼女の手に入れたのは、
世界トップの医学部、来年の9月からのテクニシャンの職、
僕は今年の9月から博士課程・・・
なんと同じ街なのだ・・。

その女性に提案しているときには気付かなかった。
アドレス教えちゃったらドアを叩ける距離に来る。

まぁ、考えすぎだと良いのだけど、、、

彼女がラボのテクニシャンの職を得て、
考えられる問題があるのだが、、、
それは、彼女がそこでまた人間関係でつまずいてしまうことだ。
ラボの日本人ボスは、?彼女が英語を書けるし読めるという点と、
学問の一分野で長けているという点をかっている。
?人間性については「まぁ、問題ないだろう」という理解だと思う。

?については
TOEFLと呼ばれる英語の試験が判断基準のようだが、
あの試験は本当に英語ができなくても、
テクニックで点が取れるというものだし運もある。
僕から見れば、メールでの英語でもそうだし、
ちょっとレストランでの会話などなどを踏まえて、
彼女の英語力はプアなわけで、
ボスの期待しているレベルには及んでない気がしてならない。

?について。
彼女もそのボスの前では、
自分に嘘をついて演じてしまっていると思う。
(演じているのだが、彼女にとってはそれが本当の自分。)
どうやらボスは同じ大学院の出身だったようだし。。。
明らかになっていない部分が多すぎると思う。

つまり、彼女が東海岸に着いてからいざこざが起こる危険性は、
彼女と何度か会った僕にとっては当然あるようにしか思えない。
今まで、彼女はまともな推薦状を書いてもらったことはないようなのだが、
そういう事態が、また起こることもあるし、
今まで、彼女は研究室から出てけといわれたことがあるようなのだが、
そういう事態が、また起こることもあるし。
何よりも、テクニシャンの職は、彼女にとっては初めての
お金をもらう側としてのポジション。
学費を払って学ばせてというわけではない。
生産性が無ければ、首をすぐにでも切られたっていいし、
その女性がアメリカで裁判を起こせるほど、
要領のいい人、度胸のある人だとは到底思えない。

理論的に考えて、テクニシャンの方がいいと思えるが、
彼女の質を考えると、それでも尚、問題に直面するのは明らか。

どうなることやら。。。
まだ時間はあるけれどね。

ただ、彼女が会ったボスを
どうか、紹介してほしいんですけれど?
そんなせこいことも考えてみたり。

。。。

そういえば、父に毎年届く年賀状か何かで、
とある、家族の方のものがあった。
老夫婦からの年賀状で、
精神病で病んでいる息子ともども、
どうかよろしくお願いしますということだそうだ。

父は過去、些細なことが連なったのか親切心を発揮したらしく、
頼りにされることとなったらしかった。
父は特に連絡せずに関係を断っている様子。

まぁ、しょうがないのかな。
冷たいと言うのか。。。そういうことを。

一言で言ってしまうと、
「関係が面倒になったから友だちの縁を切りました」
ということなのだが、、、
事情によっては、acceptableなのだと思う。

−−−

さっさと勉強しないと、、、
気が乗らないよ、、、
2387文字も書いちゃった。

コメント

Bow

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