研究開始?
2003年7月4日 ●Boston●学術(語学・交流)一応、朝9時に研究室に入って、
16時ころ去ったのだが、、、
なんだか、腑に落ちない点が多かった。
背景としては
研究室のセットアップが済む前に
準備が整ったら、どんな研究を始めるのかということを
勉強する機会を与えられた。
ターゲットから、その方法について。。。
で、実際、整っている機器にも触れて、
その使用方法や注意点が載っている説明書までコピーをとって
文面と機器をサンプル無しでにらめっこして
頭の中でイメージをしていたのだった。
準備しかやることがなかったおかげで
準備万端のまま、今日を迎えることができたのである。
1ヶ月前に買って引き出しにしまいっぱなしだった白衣にも
やっと袖を通せてやる気満々、嬉しかった。
最初のサンプルは整ったばかりの研究室ということで
ラボのテクニシャン(男女2名。ご夫妻。)が一連の操作を、
機器の機能や手順等を整理しながらやるということになった。
自分が実際に、サンプルを扱うということはどうやら少なそうだと
想像できたが、まぁ仕方ない。彼らも待っていたのだから。
、、、。
で、手際の良さ等を見せてもらったり、、、
と言いたいところだが、
彼らは説明書とか、特定の研究の手順書とか
さっと目を通した程度で、
いちいち長々と確認しながらやっているのだ。
「おいおい、、、」という感じである。
こっちはむしろ、いつでも万全の姿勢だったのだが、
彼らはそうではなかったのだった。
しかも旦那さんの方は、もう説明好きでしょうがない感じ。
手順の項目を、ひとつひとつ読み上げて、
僕に対して
「わかってるか?」
と聞くのだ。
心の中では憮然としながら、
笑顔とともに返事をしたのだが。
。。。
彼はバングラデシュ人で、
僕が冬にバングラデシュに行った時にお世話になったのだが
そのときから、もう説明の多い人だった。
中には経験則によるものもあって
バイオの経験がない自分にとっては貴重なこともあったのだけど、
基本的に不器用で、何かとうっかりさん。
実は新しくドイツから来た遠心分離器も
説明書をろくに読まずに扱ったおかげで
壊しかけてしまったのだった。
これはうっかりという次元の問題ではないのだけど、、、
気が利かないっていうか、
自分の経験を過信しているようにしか見えない。
しかもミスをしたときに、
「大丈夫!大丈夫!
ここは気をつけないといけないんだよな。
わかったか?」
と僕に対する教育的指導になるのだ。
しかも、それについて不自然に思っていない。彼は。
また、僕が手順についてちょっとしたことを提案すると、
「それもいいね。でもそこまで気にする必要は無いよ。」
ってな感じ。
苦笑の連続。
ご主人はそんなわけなのだが
その奥様もバングラデシュで医学を勉強して
ブルガリアでPh.Dをとったというプロフェッショナル。
彼女はもう、ご主人に慣れているのか、完全に流してしまっている。
どちらかというと、寡黙な方で(っていうか比較対照が喋りすぎだが)
特に不器用な感じはしない。
はっきり言って奥様の方が頼りになると思ってる。
けっきょく、彼女は説明書等を読んできていたようで
ご主人さんだけが、準備不足だったようだった。
でもそれについて気付きもしないご主人。
特に指摘もしない奥さん。
ご主人さんの細かい観察結果いくつか。
たとえば、遠心分離器にかける前のサンプルについて
「丁寧に扱わないとだめだぞ」
と言ってくれた後に、
遠心分離器にサンプルを持っていくときは
どかどかと歩いてサンプルに全然配慮が消える行動様式。
すでに遠心分離器の回転数と時間にのみ気が回っていた。
休憩時にパソコンに向かっていたのだが、
どうやら、彼はブラインドタッチできないようだ。
左手は左のシフトキーを押すためだけにあって、
キーボード全体を右手で叩いている。始めてみた。
白衣着ない。
大気にさらされたサンプルの前で唾を飛ばす勢いのおしゃべり。
ブラインドタッチできないとか、
はっきり言って、研究と関係ないが
なんかそういう行動のあり方1つで
他のこと、大丈夫かなって心配してしまうんだよな。。。
また、彼らはバングラデシュ人なのである。
バングラデシュに行ったときの研究でのこととか
バングラデシュ人のアドバイザーとのやりとりとか
これまでのバングラ人(特に男性)との付き合いで
なんだかなぁ、、、と思わなかったことはないんだが。
来週になったら自分がやらせてもらえるとのことで問題はないかな。
ミスが無いように気をつけよう。
明日は独立記念日って今、気付いた。
何しようかなっと。
16時ころ去ったのだが、、、
なんだか、腑に落ちない点が多かった。
背景としては
研究室のセットアップが済む前に
準備が整ったら、どんな研究を始めるのかということを
勉強する機会を与えられた。
ターゲットから、その方法について。。。
で、実際、整っている機器にも触れて、
その使用方法や注意点が載っている説明書までコピーをとって
文面と機器をサンプル無しでにらめっこして
頭の中でイメージをしていたのだった。
準備しかやることがなかったおかげで
準備万端のまま、今日を迎えることができたのである。
1ヶ月前に買って引き出しにしまいっぱなしだった白衣にも
やっと袖を通せてやる気満々、嬉しかった。
最初のサンプルは整ったばかりの研究室ということで
ラボのテクニシャン(男女2名。ご夫妻。)が一連の操作を、
機器の機能や手順等を整理しながらやるということになった。
自分が実際に、サンプルを扱うということはどうやら少なそうだと
想像できたが、まぁ仕方ない。彼らも待っていたのだから。
、、、。
で、手際の良さ等を見せてもらったり、、、
と言いたいところだが、
彼らは説明書とか、特定の研究の手順書とか
さっと目を通した程度で、
いちいち長々と確認しながらやっているのだ。
「おいおい、、、」という感じである。
こっちはむしろ、いつでも万全の姿勢だったのだが、
彼らはそうではなかったのだった。
しかも旦那さんの方は、もう説明好きでしょうがない感じ。
手順の項目を、ひとつひとつ読み上げて、
僕に対して
「わかってるか?」
と聞くのだ。
心の中では憮然としながら、
笑顔とともに返事をしたのだが。
。。。
彼はバングラデシュ人で、
僕が冬にバングラデシュに行った時にお世話になったのだが
そのときから、もう説明の多い人だった。
中には経験則によるものもあって
バイオの経験がない自分にとっては貴重なこともあったのだけど、
基本的に不器用で、何かとうっかりさん。
実は新しくドイツから来た遠心分離器も
説明書をろくに読まずに扱ったおかげで
壊しかけてしまったのだった。
これはうっかりという次元の問題ではないのだけど、、、
気が利かないっていうか、
自分の経験を過信しているようにしか見えない。
しかもミスをしたときに、
「大丈夫!大丈夫!
ここは気をつけないといけないんだよな。
わかったか?」
と僕に対する教育的指導になるのだ。
しかも、それについて不自然に思っていない。彼は。
また、僕が手順についてちょっとしたことを提案すると、
「それもいいね。でもそこまで気にする必要は無いよ。」
ってな感じ。
苦笑の連続。
ご主人はそんなわけなのだが
その奥様もバングラデシュで医学を勉強して
ブルガリアでPh.Dをとったというプロフェッショナル。
彼女はもう、ご主人に慣れているのか、完全に流してしまっている。
どちらかというと、寡黙な方で(っていうか比較対照が喋りすぎだが)
特に不器用な感じはしない。
はっきり言って奥様の方が頼りになると思ってる。
けっきょく、彼女は説明書等を読んできていたようで
ご主人さんだけが、準備不足だったようだった。
でもそれについて気付きもしないご主人。
特に指摘もしない奥さん。
ご主人さんの細かい観察結果いくつか。
たとえば、遠心分離器にかける前のサンプルについて
「丁寧に扱わないとだめだぞ」
と言ってくれた後に、
遠心分離器にサンプルを持っていくときは
どかどかと歩いてサンプルに全然配慮が消える行動様式。
すでに遠心分離器の回転数と時間にのみ気が回っていた。
休憩時にパソコンに向かっていたのだが、
どうやら、彼はブラインドタッチできないようだ。
左手は左のシフトキーを押すためだけにあって、
キーボード全体を右手で叩いている。始めてみた。
白衣着ない。
大気にさらされたサンプルの前で唾を飛ばす勢いのおしゃべり。
ブラインドタッチできないとか、
はっきり言って、研究と関係ないが
なんかそういう行動のあり方1つで
他のこと、大丈夫かなって心配してしまうんだよな。。。
また、彼らはバングラデシュ人なのである。
バングラデシュに行ったときの研究でのこととか
バングラデシュ人のアドバイザーとのやりとりとか
これまでのバングラ人(特に男性)との付き合いで
なんだかなぁ、、、と思わなかったことはないんだが。
来週になったら自分がやらせてもらえるとのことで問題はないかな。
ミスが無いように気をつけよう。
明日は独立記念日って今、気付いた。
何しようかなっと。
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