怒りの原因

2003年7月2日 ●Boston●学術（語学・交流）

まず良いニュース

遠心分離器が来たよ、、、！
どうやら、SNP専用（一度に192個のサンプルを回せる）の
遠心分離器で、特別仕様のドイツ製だったようだ。
普通の学生実験で使うようなのを想像していて
「遅い、、、」と思っていたので、
ちょっと恥ずかしい思いがした。
まぁ、遅いのは変わりないのだが。
2月から待ってたわけだし。

知り合い（読んでくれてありがとうございます）が、
レーザー機器の納品が遅れて卒業が遅れた学生がいる
という話を以前に聞いていたので、
まさか、、、自分の身に降りかかることはないだろうな、、、
と本気で不安に思っていたのだが
どうやらそんなことは無いようだ。安心。

朝8時から夜10時まで、有機化学の研究室にいた経験があるので
その血が騒ぐっていうか、なんか嬉しい。

−−−

なんで怒りについて語るのかっていうのは
遠心分離器の到着の遅れ等々、、、
アドバイザーの心無さ。。。

怒りを感じるのは、
トップである大学の人間のくせに
それでいいのかよ？というところである。

その配慮で自分が情けないと思わないの？
とアドバイザーに言いたい。
論文のアウトラインを書いたワードファイルを先週送ったのだが
その返事を先週の木曜日にくれるはずだったのだが
送ってこず、催促のメールを金曜日に出したのに返ってこない。

さかのぼると、2月から研究室の配備が整うはずだったのだが
何かと他の因子に理由をつけて、
けっきょく、ちょうど7月にスタートである。
彼は自分に対するsupervisionを約束したのにも関わらず
今となっては、「早く出ていってほしい」と思っているような様子。
たとえ修士の学生だろうと、1度、引き受けた仕事。
自分のプライドと面子をかけて面と向かってほしい。
だが、彼にはそういう姿勢がとてもじゃないがあるように見えない。

自分が何か不都合を被って、
いらいらするのもあるのだが、
それを差し引いても、彼の態度には腹が立つ。
まぁ、いらいらっていっても、
表情がかたくなるほどでもないし大したものでもないのだけど。

怒りの原因を分析して
「自分が被害者であること」
「他人の姿勢や生き様」
の2つに分けて、後者の割合が高いと
本当にどうしようもない思いになる。
前者が主だと、ただ自分の気を静めればよいだけだし、
それで怒りを覚えていること自体が恥ずかしいのだが。

その点をよく考えた。

それでラボの方々と話をしたのだけど、
彼らの研究に対する姿勢は本当にさわやかで
少しでも研究の開始がスムーズになるように、
ラボのセッティングをできる限りしてくれてる。
彼らと話さなかったらもっと堪忍袋が開放系だったかも。

まぁ、なんにせよ、順調に事が進みそうで、、、
もういいかな。。。
自分への被害や不都合が解消されると
怒りは大分、軽減する。
彼のために怒っているわけではないのかな。
あはは。