ココロ
2003年6月20日 ●Boston●日常徒然最近、いろんな論文をピックアップしています。
読むのは、冒頭の要約の部分だけだったり、
内容まで深く読んだりと、物によって様々なのですが。
最近は、倫理のこととか心理のこと。
動物実験に関わる倫理観(animal rights)や、
postpartum depressionについて、
baldness&aging、、、
circadian rhythmについてやらやら。
「こんなことまで論文になってるのか!」
っていうこともたまにあって楽しいです。
心理学については
心理のテストを数値化して議論するようで
scoringの手法がいろいろあると知りました。
なんでも数値に議論する疫学と似ている部分がありますし、
癌と心理(悲観的になったり)の関係や
母乳と鬱の関係は、医療栄養学にも通じるところです。
ただ、人の心理や食事の傾向などに目を通していて
なんだか微妙な思いがしたのです。
animal rightsの問題に着目して、はっきりしました。
なんでも学問の視点で捉えるのはよくないと。。。
僕の姉のホームページ自身でも
寂しさを覚えたり、ホームシックにかかったりと
情緒的な面を見せているのですが、
自分にとって、寂しいという思いは
つらいときはけっこうあったかもしれませんが
「きっと、こういう状況で寂しいって思うんだろうな」
とか、今ではもうその程度。
もちろん、手紙やポストカードをもらったときは
もう嬉しくて、満面の笑みで封を切るのですけれど、
そういう場合を除いて、
嫌に客観的に物を見てしまっているような気がするのです。
子どもが甘いだけのお菓子を食べたら、絶対に叱るような、
オリジナルの悩みを打ち明けてくれた人に対して
一般的な考えや常識、大多数の意見だけで答えたり、
難解な言葉をいろいろ引用して勢いだけで説得して自己満足したり。
そんな類の人間になれる自信がすごいあるのです。
そうならないように戒めておかなくては。
これは危険。
机ばっかりに向かっていると
人間的な回路が老朽化してしまうでしょう。。。
------
ところで、
以前、伝えたT大の医科研の女性ですが、
帰国後、メールがばんばん来ました。
生化学若手の会の支部長を勤めたPh.Dの学生は
彼女の旦那様と仲がよろしくお世話になったとのことで
彼が彼女と旦那様の両方に、あいさつのメールを送ったところ
彼女が旦那様といっしょに扱われたことに怒ったらしく
メールを打ち込んだらしいのですが届かないので
そのPh.Dの学生の方に転送してくれというメールでした。
もう、すごい。
プライベートでは夫婦ですが、それ以外では赤の他人です!
という主旨のメールで、
悪気はない相手なのになんだかな、、、
という内容。
ちょっと送れない内容なのでFAXで、、、
とラボのFAX番号を伝えたところ了承してもらえました。
「若くて生意気なのは大いに結構」
という言葉をいただきましたが。
僕がけっこう彼女に振り回されちゃったことについては
彼女なりに反省しているという謝罪のメールもありました。
彼女もアメリカに来る機会はなかったので、
やっぱり、何かあっても気が回らなかったのかな?
と思っています。
そのときはそうは思えなかったものの。
ちなみに、
研究者として結婚するということとはどういうことか!?
生化学を研究するということはどういうことか!?
ということをメールにて熱弁していただきました。
もー、なんだかお腹いっぱい。
読むのは、冒頭の要約の部分だけだったり、
内容まで深く読んだりと、物によって様々なのですが。
最近は、倫理のこととか心理のこと。
動物実験に関わる倫理観(animal rights)や、
postpartum depressionについて、
baldness&aging、、、
circadian rhythmについてやらやら。
「こんなことまで論文になってるのか!」
っていうこともたまにあって楽しいです。
心理学については
心理のテストを数値化して議論するようで
scoringの手法がいろいろあると知りました。
なんでも数値に議論する疫学と似ている部分がありますし、
癌と心理(悲観的になったり)の関係や
母乳と鬱の関係は、医療栄養学にも通じるところです。
ただ、人の心理や食事の傾向などに目を通していて
なんだか微妙な思いがしたのです。
animal rightsの問題に着目して、はっきりしました。
なんでも学問の視点で捉えるのはよくないと。。。
僕の姉のホームページ自身でも
寂しさを覚えたり、ホームシックにかかったりと
情緒的な面を見せているのですが、
自分にとって、寂しいという思いは
つらいときはけっこうあったかもしれませんが
「きっと、こういう状況で寂しいって思うんだろうな」
とか、今ではもうその程度。
もちろん、手紙やポストカードをもらったときは
もう嬉しくて、満面の笑みで封を切るのですけれど、
そういう場合を除いて、
嫌に客観的に物を見てしまっているような気がするのです。
子どもが甘いだけのお菓子を食べたら、絶対に叱るような、
オリジナルの悩みを打ち明けてくれた人に対して
一般的な考えや常識、大多数の意見だけで答えたり、
難解な言葉をいろいろ引用して勢いだけで説得して自己満足したり。
そんな類の人間になれる自信がすごいあるのです。
そうならないように戒めておかなくては。
これは危険。
机ばっかりに向かっていると
人間的な回路が老朽化してしまうでしょう。。。
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ところで、
以前、伝えたT大の医科研の女性ですが、
帰国後、メールがばんばん来ました。
生化学若手の会の支部長を勤めたPh.Dの学生は
彼女の旦那様と仲がよろしくお世話になったとのことで
彼が彼女と旦那様の両方に、あいさつのメールを送ったところ
彼女が旦那様といっしょに扱われたことに怒ったらしく
メールを打ち込んだらしいのですが届かないので
そのPh.Dの学生の方に転送してくれというメールでした。
もう、すごい。
プライベートでは夫婦ですが、それ以外では赤の他人です!
という主旨のメールで、
悪気はない相手なのになんだかな、、、
という内容。
ちょっと送れない内容なのでFAXで、、、
とラボのFAX番号を伝えたところ了承してもらえました。
「若くて生意気なのは大いに結構」
という言葉をいただきましたが。
僕がけっこう彼女に振り回されちゃったことについては
彼女なりに反省しているという謝罪のメールもありました。
彼女もアメリカに来る機会はなかったので、
やっぱり、何かあっても気が回らなかったのかな?
と思っています。
そのときはそうは思えなかったものの。
ちなみに、
研究者として結婚するということとはどういうことか!?
生化学を研究するということはどういうことか!?
ということをメールにて熱弁していただきました。
もー、なんだかお腹いっぱい。
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