お、発酵してる！

black bean

黒豆です。

豆食品は概して身体によいので
鶏雑炊を作るとき、黒豆をいっしょにいれました。

黒という色から、
栄養価が高いだろうということで買ったのですけれど
炊いてみたらお赤飯が小豆によって色づくように
ごはんが黒い紫色をしたすごい料理になってしまいました。
お試しあれ。

だいたい2日分作って
1日同じ物を2日続けて食べるという日々なのですが、
あったかくなってきて保存の問題が出てくる。
冷蔵庫に入れないと腐っていく。
で、先日の外に食べに行ったわけで。。。
食べるべきタイミングで食べずにほったらかしてしまいました。

次の日にはっと思い出して
中を覗けば、なんと腐っている。というか、
タイトルにあるように「発酵」という表現の方がふさわしかったのです。
豆が糸を引いて、ごはんが巻き込まれている状態。
さらに強調すべきは、まったく腐臭がせず、
表現しがたいですが、何か良いにおいを放っているのです。

これを読んでいただいている方は
味噌ができる課程をご存知でしょうか？
味噌は水を吸わせた大豆と、麹菌で発酵させたお米を混ぜて
豆腐のにがりに似た塩分を加え、
さらに乳酸菌と酵母で発酵させた発酵食品です。
米と豆。それが原料。

というわけで、
自分が置きっぱなしにした発酵食品は
味噌チックなわけです。
お米と黒豆（その他野菜・肉）をいっしょに炊いたわけですから。
そして納豆のように糸を引いている！

−−−−−−−−−
「食えよ。」

　と頭の中の天使と悪魔が同時にささやいたのでした。
自分の胃腸が頑丈な自身はあるし、
多少の毒素が入っていようと、問題はないでしょう。
というよりも、一般的に「腐った」と表現される現象を
数回ほどこれまで招いた事があるのですが、
香りからして全然、違う。カビでもないし。。。

　もうすごいおいしかったです。
あぁ、こうやって発酵食品って生まれたんだなっていう
そんな感動も味覚細胞を助けてくれたのでしょうか？
初めての味、納豆を思い出させる食感。

　一般のクッキングの課程において、
「発酵させる」
という工程があるクッキングはあるでしょうか？
僕の知る限りありませんね。
料理そのものを発酵させるというダイナミックなクッキングを
僕は完成させたわけです。
腐らせればよいだけですが。
レシピは、

***と***を炒める
***を入れてしばらく煮込む
数時間室温で発酵させる
***塩コショウで味を調えてできあがり

という具合になります。
すごい！

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　今日の日記の2本の点線の間の話はフィクションです。
臭いが無く、見た目も黒納豆ごはんなのは確かでしたが
すぐに捨てました。食べるなんて思いつきもしない間に。

おしまい

−エクストラ−
　今日、博士課程でお世話になる大学院からおもしろいメールが。
僕とXiangという同じ課程の2年生、2人宛てでした。
「あなたたちはペアです」
と。。。どうやらXiangさん（性別不明）が
僕のプログラムの出だしをサポートしてくれるとのこと。
おもしろい制度ですし助かります。
名前から東アジアの人でしょう。配慮してくれてるんだね。
ただ、admissionのオフィスがそういうメールを送ってくるという
大学院全体でそういう形式みたいでとっても楽しげ。
メールの最後の文には、
Look forward to seeing you both at the　
school picnic in September.
とあって、なんかイメージが違うんですけど。。。
ピクニック・・？まぁ、良いですが。

では。