今日、Only Reading Presentationをやってしまった。。。
ペーパーを用意して、ただ読み上げるだけのプレゼンテーション。
すごい後悔、、、
なんて情けないんだ、自分。
そしてつまらないプレゼンをしてしまって申しわけない。

っていうか、その講義ではほとんどそんな感じ。
で、「いいや、自分も」って妥協してしまった、、、
あぁ、もうすごい、、、
準備不足でぎこちなくなる方が、
自分に挑戦したうえでの情けなさが得られるから、
まだいいのだが、
この敵前逃亡にも似たプレゼンは最初で最後にしよう。
本当に反省、、、

−−−
それはさておき、
気持ちを沈めるために、昨日のことを書こう。

T大の医科研から日本人女性が渡米してきた。

Ph.D課程に出願したいという29歳の方。

Kagakushaという主に科学系の留学生が投稿し
情報を交換し合うメーリングリストがあってそのうちのメンバー。
NYの大学を訪問したいということでリストに打診があった。
メールのなりゆきで自分が彼女をNYを適当に案内することになり、
実際に日本から電話を受けた。

なんといえばいいかわからないが
謙虚さのかけらもないのである。
なぜアメリカの院を目指すかというと
1、日本の教授とけんかしたから
2、お金がないから
である。(米のPh.D課程は出してもらえる)
聞かなくても勝手に答えてくれた。
しかも得意気に。

博士もとっていない学生なのに、
日本のお世話になっているはずの教授について
「あの教授はわかっていない。」
「あの教授は一発屋の研究者だ。」
「ある研究をやれと言われたが、
博士で当たらない研究をやっても意味がない。」
等々の発言をばんばん述べるのである。

なんか自分は大人になったのか、
うまく交わしながら、相手の言い分を引き出していくのだが、、、
呆れる程の調子のってるっていうか。
自分がmain authorではない論文があったらしいのだが、
「アイデアが盗まれたんです」
とか言う。

電話ではその程度を話した。
まぁ、週末だけ時間を使うだけだ。
ながい付き合いになるわけでもない、、、
とその時点で割り切った。
(自分にとっては稀な決断ではあるもののすごく簡単だった。
この人はだめ、、、って。)

スケジュールを聞くと、土曜の午後に着くから、、、
ということで、近郊に住むメーリングリストのメンバーと相談して
日曜日の夕方に会食することになった。
そして日曜日の午後あたりに自分が
買い物ついでにダウンタウンに行き、
休日だけど大学を巡って、夕方の会食に間に合うように。。。
せっかく日本から来るのだから、
できる限り充実させたいというアメリカ勢の配慮である。

ところで、彼女の帰国は火曜日の午後。
アメリカに来たのは、向学心からで、
研究室を見回ったり、セミナーに参加させてもらったり
そういった目的のはずだったのだが、
教授とのコンタクトは、提案したものの一切とれておらず、
ただ何とかなるという感じで来ただけだった。
研究室が忙しいからかな、、、
お金もちで気にしないのかな、、、という感じだったが。

ところが、金曜日の夜に彼女から
「着きました。」とか電話で言ってくるのである。
「今日、金曜日ですよ?」と言うと、
「えぇ!?」っていう感じ。どうやら時差が頭に無かったようだ。
日本を金曜日に出ると、アメリカには金曜日に着くのである。
土曜日はプレゼンの準備等に時間を割くつもりでいたので、
申しわけないが、、、って断ったが。

で、日曜日。
土曜日は普通に観光していたらしい。
予定通り、12時30分に泊まっているホテルに着いたのだが、
海外旅行用の短期契約の携帯電話には出ないし、
ルームコールにも出ない。

ルームナンバーはホテルに確認すればわかるので
間違いようがないわけだが、
どうやら、ホテルを出ているらしい。
それならそうと言ってくれ。
いったいどこで待ち合わせるつもりだったのか。
携帯に出ないのは自分が電話番号を控え間違えたからか、、、
てっきりそう思った。

電話を待って困っている彼女は、、、あの性格だ。
きっと、愚痴ネタを練っているに違いない。
とりあえず、急いでネットカフェに行ってメールを確認。
新しいメールが来ていて違う番号で焦った自分。
このとき、怒っている、困っている内容ではなかった。
(コンタクトを取りたい教授にメールを転送してくれという内容で
そこに電話番号を記述していたのであった。
連絡とれないで焦っている自分が馬鹿らしかった。)
申しわけないと思いながら電話をかけたのだけどまたでない?なんで?
(後々、家に帰って調べたら、
彼女が教え間違えていたのだった。
自分が控え間違えていたわけではない。
ちなみに最初に控えていた方が本当の番号だった。
そんな可能性もあるのか。。。勉強になった。
教えてもらった時点で、確認の電話をかけてみればよかった。)
(電話が最優先。メールチェックのためだけに
1時間のネットカフェの料金を払った。)

ホテルの方に電話をかけても出ない。
もう手段がないので、諦めて自分のショッピングを済ます。
ときおり、そのときはまだどっちが真かわからない2つの番号と
ホテルの番号の番号をかける。でもとってもらえない。

気をもみながら、校舎で勉強したりして過ごした。
まぁ、自分の時間ができたので良かったが、、、

18時にお店に集まるのに
16時半までけっきょく気を使いながらの時間。
そのときやっと電話が繋がったのだ。
ホテルのルームと。やっと繋がった。
番号を確認するとどうやら、
最初に控えていた番号であってることを初めて知る。
「電話、何度もかけたんですけど?」
という質問を当然するのだが、
「非通知で何度もかかってきて、父みたいなんですよ」
と言うのだ。

1、お昼の12時半に待ち合わせである。
そのとき日本は午前2時半である。
それから、何度もかかってくる電話である。
なぜ、父と思い込めるのか。
2、ダウンタウンで買い物をする人間と
いっしょに行動をとる約束をしたのである。
携帯を持っていないことは伝えてあることを考えると
公衆電話から非通知としてかかってくる可能性は極めて高い。
ダウンタウンから自宅が離れていることは知っているはずのに、
自宅から何を電話するというのか。
3、仮に父からなんどもかかってきても
電話をとらないのはなぜか。

という当たり前の疑問が頭を埋め尽くす。
しかも、相手は
「電話かかってこないんで、ホテルに帰ってしまいましたよ」
と言うわけだ。

ここまで堪忍袋が暴発寸前まで来たのは久しぶりだった。
しかしアメリカに1人できて、もう少しで会食のお時間。
ここで気まずくなっては、おいしいdinnerに響くし、
自分自身もあったことのないメンバーを紹介してもらう。
雰囲気を崩すことはなんとしても避けなくては。
また、メーリングリストの自分の評判が
陰でどうなるか知ったものではない。
彼女は自分の罪の意識よりも、
他人の文句の方が早く出てしまうような類の人間であることは
このときすでに明らかであったから。
何度も電話したことを伝えると、
笑いながらの謝罪を受ける。

で、そのとき16時半。
1時間くらいは時間がとれそうだ。
来ないかと誘うと、
「他のメンバーが近くにいるそうなんでその人といっしょに行く」
ということ。

まいったね。次は食事です。

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Bow

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