主題と関係ないけれど。

Japan becomes UNICEF’s #1 donor on Iraq relief
NEW YORK, 2 June 2003 – The Government of Japan this week donated $10.2 million to UNICEF to support the reopening of schools across the country, bringing its total contributions to UNICEF’s emergency relief efforts in Iraq to more than $15 million and making Japan the leading governmental donor to UNICEF’s appeal for Iraqi children so far.
UNICEF Press Release
http://www.unicef.org/newsline/2003/03pr43japan.htm

日本政府は今週、1020万ドル(12億円)を、イラクの教育資金として寄付し、これによって日本のユニセフのイラクにおける緊急の救援プロジェクトへの貢献は1500万ドル(18億円)以上となり、ユニセフにとっての援助国として巨頭となったといえる。
ユニセフのトップニュースより。

喜ばしいことですねん。
金銭的貢献は、やっぱり誇るべきか、、、

ただ、人的貢献と経済援助との両方が盛んであればいい。
金銭的な援助だけでは、なんか、、、
「直接関わるのは嫌だけど、応援してます・・・」
みたいな感じ。
−−−−−−イントロおしまい。

栄養計算をしてみているのですけれど、
計算対象の栄養素はたくさんあるものの、
一日に必要な量との比較については、
限られた栄養素のみ、可能になっているソフトを使っています。

そのソフトはエクセルなので自分で改造が可能。
というわけで、
自分でRecommended Dietary Allowance(RDA)を調べ
そのソフトを改良しようとしました。

日本では厚生労働省が、五訂食品成分表、六訂栄養所要量とか
そんな感じでデータを集約して出版しているのですが、
それが手元に無いので、
Modern Nutrition in Health and Diseaseという、
とってもご立派で誰もがすすめる栄養学の本($110(高い))を
参考にしたのですが、当然、アメリカ人のデータが主。
日本人のデータは、
運動するレベルが50段階評価で3の人のしか載ってないし、
カバーしている栄養素の分類は、使っているソフトと同じ。
(けっきょく、データの出所は一緒。)

 ところで、栄養所要量や体格に
人種差があるっていうことは漠然とはわかっていたものの、
実際に目の当たりにしたのは初めてでした。

 日本の20-29歳の運動するレベルが3の人の
男性女性の平均慎重・体重はそれぞれ、
171.3cm、64.7kgと158.1cm、51.3kg。
アメリカ人のデータでは、運動レベルの分類無しで19-24歳の場合、
177cm、72kgと164cm、58kg。
 けっこう違う。自分の体格は、ちょうど日本人の平均ぐらいで、
この体格だと、アメリカ人の15歳くらいなのだ。

 これだと、栄養所要量の計算をアメリカ人のデータでやるとなると、
どのデータを参考にしていいのかわからなくなる。

 というわけで断念。
日本に帰ったら、最新のデータを買おうと思います。

「体重が同じ集団のデータを参考にする」
というのは、納得いくように思うが、
15歳くらいの連中は、成長期にあることを忘れてはいけない。
体重あたりの種々の栄養素の必要量が、
ちょっと多くなってくる。
また女性の場合は特に、成長期であると同時に
ホルモンのバランスも大きく変化。
難しい配慮が必要になってくる。
ちょっとやそっとではわからないし、
数値化するとなるともっと難しい。

 日本の栄養所要量の設定とかの過程って
どういう仕組みなのか知らないけれど、
Dietary Guidelineなどある種の設定は、
アメリカの指針をすごく参考にしているのがわかる。
日本のお医者様方は、
その辺の調整を慎重にしなくてはいけないって
深く認識しているのだろうけれど
今日、自分はそれを数値で初めて比較して
漠然とした感覚がはっきりとしたものになったのでした。

。。。

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Bow

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