クッキング

2003年5月4日 ●Boston●科学雑記

けっこう、ここのところ力を入れているのです。

大豆の臨床研究などについての
プレゼンテーションがあったのですが、
その講義は比較的、和やかな雰囲気で進んでいるもので、
プレゼンテーションする人は、
自分のトピックに関連した食べ物を
ぜひふるまってとのことでした。

1人は、砂糖を同様の切り口で。
一般的なソフトドリンクその他にどれほど砂糖が含まれているか
ってデモンストレーションしてくれたのです。
コーラとかスプーンで10杯分のソフトドリンクがあって、
それを実際に量りとって、視覚的に捉えると、
とんでもない量でしょ！っていうプレゼン。
あと、甘味料について同時に。
自然甘味料と人口甘味料が使ってあるウェハースを、
1枚ずつ食べてみて、当てるというもの。
あれも楽しかったです。
人口甘味料って比較してみると、やっぱり人口的な味。。。
僕は正解でした。

1人はサプリメントについて。
市販されているサプリメントの内容物が
どれほど、意味のないものかっていう医学的根拠を整理して、
発表してくれたのですが、
本当に高いお金を払うだけで、意味の無いサプリメントもあるらしく、
あれはためになりました。
別に何かserveされたわけではありませんが。

　僕は大豆食品についてで、
何をふるまったかというとヨーグルト。
　ヨーグルトを作るには、牛乳にヨーグルトを入れて、
発酵させるという手段がありますがそれをやったのです。
豆乳で。
　単純。豆乳でヨーグルトはできるのか？
という疑問を抱いたので、先週末にやってみました。

---ちょっとレシピ
　pilot examination として、
まず牛乳でヨーグルトを作りました。
スプーン、発酵させるのに使う容器を熱湯で殺菌。牛乳を沸かして雑菌を殺し、40℃くらいに冷まします。
そして牛乳を容器に移して、
ヨーグルト（未開封だったもの）を添加。
40℃前後のお湯をはったなべに容器をおいて、
30分ごとにお湯を交換するのを8時間ほど繰り返しました。
（勉強しながら）
なお容器のふたはわずかに開けておきます。
発酵には酸素が必要だからです。

　結果、pilotは成功。
ヨーグルトになってくれました。
ただちょっと水っぽかったです。

　というわけで、豆乳で挑戦。
まったく同じ操作を、豆乳でやったわけです。
めでたく成功。できるもんですね。
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　食感は飲むヨーグルト。
なんというか、ヨーグルトそのもので、
豆乳の味はどこかにいってしまっていました。
　試食者からは、
ちゃんとヨーグルトだねっていう感想が得られて
まぁ、よかったです。

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　プレゼンもproposalも提出して、
昨夜は、久しぶりに料理でもしようかなと思い立って、
ココナッツベースで、カレーに似た料理を作りました。
　カボチャ、マンゴー、ズッキーニ、エビを煮込んで、
タイ風の調味料を適当に振りまいておしまい。
カレーペーストは使っていないものの、
カレーのように食べました。

　おいしかったです。
ちょっと甘くて、絶対に子どもには受ける。

　ところが、、、
ココナッツミルクはその50％が飽和脂肪酸で、
コレステロールといっしょで太る原因そのものです。
あまり、頻繁には食べるべきではない。
残念、、、

画像は、ネットから拝借した大豆。