お箸
2003年4月17日 ●Boston●科学雑記霊長類ヒト科は、直立二足歩行取得によって、
手を自由に使うことができるようになり、
道具を用いる、それに対して頭を働かせるという経緯でもって、
脳の機能が発達したのだという説があります。
東アジアの人たちは、
食事をするときお箸を使います。
西欧の人たちはスプーン、
南アジアの人たちは手を使います。
幼児の頃、お箸の使い方を覚えることは、
脳の発達に良いのでしょうか?
単純に握るだけの洋食器よりは、
はるかに複雑な手の動きが必要になってきますよね。
脳の神経回路に重要な時期に、お箸のような道具を
毎日、使おうとすることは、きっと良いのではないでしょうか。
と思ったわけです。なぜか。
また、お行儀よくお箸を使って食べ物を口に運ぶことは、
洋食器で口に食べ物を運ぶよりも、きっと量が少ないことでしょう。
挟む方が、掬う(すくう)よりも難しいからです。
そして、難しいだけに時間が掛かります。
特に子どもにとっては。
粗野にスプーン大盛りを口に運んで咀嚼している間に、
すでに口の前に次のひとさじが待っているというような、
そんなペースで、食事は進まないと思います。
お箸だとこぼれる率が高いですからね。
まとめると、お箸で食べる方が、
咀嚼率が高くなり、同じ量の食事でも時間がかかるわけです。
胃腸に負担がかからないどころか吸収を助ける
(咀嚼による分解の補助、単位時間当たりの胃腸の通過量の減少)
食欲を抑えるホルモンがしっかりと機能しやすい。
そんなことが考えられるわけです。
子とも、大人問わず、
お箸を使うことは良いのでは?
そんなことを思いました。
これはアメリカでは通じることのない話でしょう。
アジアの文化ですから。。。
アジアから離れて、
アジアを客観的に眺めることで、
その文化の価値を考察することができました。
そういうことって素晴らしいです。
本末転倒ですがアメリカに来た価値の一つかもしれません。
手を自由に使うことができるようになり、
道具を用いる、それに対して頭を働かせるという経緯でもって、
脳の機能が発達したのだという説があります。
東アジアの人たちは、
食事をするときお箸を使います。
西欧の人たちはスプーン、
南アジアの人たちは手を使います。
幼児の頃、お箸の使い方を覚えることは、
脳の発達に良いのでしょうか?
単純に握るだけの洋食器よりは、
はるかに複雑な手の動きが必要になってきますよね。
脳の神経回路に重要な時期に、お箸のような道具を
毎日、使おうとすることは、きっと良いのではないでしょうか。
と思ったわけです。なぜか。
また、お行儀よくお箸を使って食べ物を口に運ぶことは、
洋食器で口に食べ物を運ぶよりも、きっと量が少ないことでしょう。
挟む方が、掬う(すくう)よりも難しいからです。
そして、難しいだけに時間が掛かります。
特に子どもにとっては。
粗野にスプーン大盛りを口に運んで咀嚼している間に、
すでに口の前に次のひとさじが待っているというような、
そんなペースで、食事は進まないと思います。
お箸だとこぼれる率が高いですからね。
まとめると、お箸で食べる方が、
咀嚼率が高くなり、同じ量の食事でも時間がかかるわけです。
胃腸に負担がかからないどころか吸収を助ける
(咀嚼による分解の補助、単位時間当たりの胃腸の通過量の減少)
食欲を抑えるホルモンがしっかりと機能しやすい。
そんなことが考えられるわけです。
子とも、大人問わず、
お箸を使うことは良いのでは?
そんなことを思いました。
これはアメリカでは通じることのない話でしょう。
アジアの文化ですから。。。
アジアから離れて、
アジアを客観的に眺めることで、
その文化の価値を考察することができました。
そういうことって素晴らしいです。
本末転倒ですがアメリカに来た価値の一つかもしれません。
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