僕は医療の分野にインパクトを与えるような、
実験系の分野で仕事したいという旨を記して、
Ph.D課程に出願してきたけれど、
それはやっぱり実験が好きだし、
その分野で活躍できるという自信があってのこと。

疫学であり、衛生政策であり、
そっちの方に足を運ぶ興味や自信はないのか?
と自分に問い掛けてみると、そうではないのです。
ただびびっている自分がいる。

実験してきた経験、サイエンスの思考回路が
あるからこそ、実験系と選んでいるのです。
ただこれまでの自分を見て、
「この分野ならやっていけそうかな」
と無難だということで、そっちに行きたがっていると
確信をもっていえるのです。

果たしてこれでいいのかというのが、
ここ数日間の悩みの寄せどころ。

確かに実験系で活躍することはできるでしょう。
Ph.Dのセミナーだって、おもしろいと思えます。
ただ疫学や衛生の分野は、自分にとっては新たな分野なのですが、
そこに足を突っ込まないのは、英語に自信をもってないからです。
自分を問いただしてみると、よくわかる。

果たしてこれでいいのか、自分よ。

カリフォルニアからadmissionをもらいました。
衛生分野に進んでも良いという資格が今あるということ。
その分野での国際的なプロフェッショナルが少ない
(と思える)日本への貢献への糸口といえるのです。
菌を培養して、マウスを解剖するような研究は
日本の医学部でもやっているし、
飽和して日本人がアメリカのポスドクにたくさん来ている状態。

どっちの道を選ぶべきか、、、
無難でも厳しいやりがいのあるであろう研究か、
また新たに衛生の分野に飛び込んでみるか、、、
難しいところです。

しかし、自分の可能性を試す機会を選ぶうえでの悩み。
とても贅沢ではありますね。。。

コメント

Bow

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索