おめでとうを心から
2003年2月23日 ●Boston●日常徒然以前、書いていたかもしれませんが、、、
日本での学部卒から、アメリカの大学院に行きましょう
というのは、メジャーの道のりから見ると、なかなか稀な
ことです。
実際、僕がいた化学科(100人)からは、僕1人しか、
アメリカの道を考えなかったし、研究室の教授が教えてくれた
例では、5年くらい前に1人とのことでした。
そんななか、始めから手探り状態の出願準備。
テストやら推薦状やら、、、
まわりに例がなかったので、不安と隣り合わせでした。
そんななか、状況を汲み取ってくれた友だちが
1人の女の子を紹介してくれたのです。
彼女は心理学の4年生。
僕と同様にアメリカで博士をとろうと考えていた。
心理学は統計的なアプローチもあれば、
脳神経科学からのアプローチもあります。
その両方をこなせる人材に彼女はなると主張し、
それ地は、アメリカなんだ!と目覚めたということでした。
卒業研究と院への出願と、
両方をこなさないといけないという神経の磨り減る状況。
「卒業研究たいへ〜ん」という周辺の目を尻目に
互いに励ましあって頑張ったのでした。
そんな崖っぷちをそれなりに歩いて卒業も間近になるころ、
出願の結果がぼこぼこと出てきます。
2月の後半には、
幸いなことに僕はNYとカリフォルニアから
アドミッションを得たのでした。
親と喜んで、彼女に最初に電話。
自分のことのように喜んでくれた彼女。
ありがとう。。。
ところが、、、
彼女は全て落ちてしまっていたのでした。
なんて声をかければよいかわからない。
「しょうがないよ。また、がんばればいいよ。」
っていうことを言ったと思います。
僕がアメリカに、彼女は日本に。
彼女の友だちは、社会に出たりという状況の中、
彼女はアルバイトをしながら出願の準備です。
どんな思いで過ごしてきたのでしょう。
秋頃から連絡は途絶えました。
テストの結果も思わしくなかったらしく、
僕からはどう声をかけていいのかわからないし、
陳腐な慰めにしかならないと思っていたので。
一緒に歩んでいくはずの道が分かれて約1年。。。
昨日、彼女からメールが。
(以下抜粋)
実は、ついさっき合格してしまいました。。アドバイザーからメールもらって、なんか他人事みたいでいまいち信じられないけど、私受かったみたい。それがね、学費免除にRA付きなの!!あれまぁでしょ??思わず他の人のことかと思って本人にすぐさまメールで確認しちゃったよ。だって、ほんとにびびったんだもん。。
(RA: research assistant、
研究の補助をして給与をもれえる制度)
−−−
おめでとう。心から。
良かったね。辛かったでしょうに。。。
お互い、がんばろうね。
1時間を越える国際電話。
がんばらなくては、、、、と目にクマを作るような意識ではなく、
がんばろう!って、顔を上げられるような
そんな気持ちに久しぶりになりましたとさ、、、
日本での学部卒から、アメリカの大学院に行きましょう
というのは、メジャーの道のりから見ると、なかなか稀な
ことです。
実際、僕がいた化学科(100人)からは、僕1人しか、
アメリカの道を考えなかったし、研究室の教授が教えてくれた
例では、5年くらい前に1人とのことでした。
そんななか、始めから手探り状態の出願準備。
テストやら推薦状やら、、、
まわりに例がなかったので、不安と隣り合わせでした。
そんななか、状況を汲み取ってくれた友だちが
1人の女の子を紹介してくれたのです。
彼女は心理学の4年生。
僕と同様にアメリカで博士をとろうと考えていた。
心理学は統計的なアプローチもあれば、
脳神経科学からのアプローチもあります。
その両方をこなせる人材に彼女はなると主張し、
それ地は、アメリカなんだ!と目覚めたということでした。
卒業研究と院への出願と、
両方をこなさないといけないという神経の磨り減る状況。
「卒業研究たいへ〜ん」という周辺の目を尻目に
互いに励ましあって頑張ったのでした。
そんな崖っぷちをそれなりに歩いて卒業も間近になるころ、
出願の結果がぼこぼこと出てきます。
2月の後半には、
幸いなことに僕はNYとカリフォルニアから
アドミッションを得たのでした。
親と喜んで、彼女に最初に電話。
自分のことのように喜んでくれた彼女。
ありがとう。。。
ところが、、、
彼女は全て落ちてしまっていたのでした。
なんて声をかければよいかわからない。
「しょうがないよ。また、がんばればいいよ。」
っていうことを言ったと思います。
僕がアメリカに、彼女は日本に。
彼女の友だちは、社会に出たりという状況の中、
彼女はアルバイトをしながら出願の準備です。
どんな思いで過ごしてきたのでしょう。
秋頃から連絡は途絶えました。
テストの結果も思わしくなかったらしく、
僕からはどう声をかけていいのかわからないし、
陳腐な慰めにしかならないと思っていたので。
一緒に歩んでいくはずの道が分かれて約1年。。。
昨日、彼女からメールが。
(以下抜粋)
実は、ついさっき合格してしまいました。。アドバイザーからメールもらって、なんか他人事みたいでいまいち信じられないけど、私受かったみたい。それがね、学費免除にRA付きなの!!あれまぁでしょ??思わず他の人のことかと思って本人にすぐさまメールで確認しちゃったよ。だって、ほんとにびびったんだもん。。
(RA: research assistant、
研究の補助をして給与をもれえる制度)
−−−
おめでとう。心から。
良かったね。辛かったでしょうに。。。
お互い、がんばろうね。
1時間を越える国際電話。
がんばらなくては、、、、と目にクマを作るような意識ではなく、
がんばろう!って、顔を上げられるような
そんな気持ちに久しぶりになりましたとさ、、、
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