日本にいたとき、
台風に見舞われたとき、ただ1つ楽しみなことがありました。

とある初秋、関東地方は猛烈な台風に見舞われ、
僕が大学に着いた頃には
膝から下がびしょびしょになっていました。
社会の時計が止まったような日でした。
大学に来るだけで精一杯、あとはやる気なし。
のほほんと図書館で友だちとしゃべったりと1日を過ごし、
夕方にはもう台風は過ぎ去り、しとしととした雰囲気。
大学を出る直前に、ひらめいたことが、
台風が去った後の夜景を見てみようということ。
大学のとあるビルの13階。
そこから眺めた夜景が忘れられません。
台風で洗いさらわれた大気はとても済んでいて、
都心からでもなのと富士山が見えたのです。
夕日の広がる大パノラマ。とても素敵でした。

夜間過ぎる台風の後の朝はとても済んでいたり、
不純物が流されたのか、川の流れがきれいだったり、、、
そんな変化が好きで、台風は嫌いではありませんでした。
(土砂災害等の頻繁な地方にお住まいの方には申しわけないのですが)

そして。
月曜日、窓を開ければ真っ白な世界。。。
ブッシュ政権の緊迫したニュースも、
後回しにされる程の猛烈な吹雪、、、

そして晴れ晴れとした今日(水曜日ですけど)、
とあるビルの17階で講義を受けました。
終わってから臨んだマンハッタンはもうそれはそれは、、、!
最近のマイナス思考も、遠慮がちに引っ込んでくれました。
凍りついたハドソン川、
雪のかぶった樹木が目立つニュージャージー、
そして西の空から広がる赤から藍色へのグラデーション。

自然は美しい。
都会も飲み込まれる。

がんばろうっと。

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Bow

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