最後の夜
2003年1月13日 ●Boston●日常徒然偶然か、それともアレンジしてくれたのか、
僕が迎えた最後の夜はディナーパーティーだった。
僕がバングラデシュに来た理由は研究の一環だったため、
服装などは、ジーンズだったりと、適当に済ました。
ヘアーワックスなども、「目的を考えろよ」って自分に言いきり、
特に持っていかなかったし、時計も1番安いものにした。
が、なんと普段、地味で味気ない男性郡はスーツ、
そして女性郡はばっちりお化粧とシャリーをまとってドレスアップ。
ひとりで浮いてしまった。。。一応、白いボタンシャツを着たけど。
くそぅ。クローゼットの
ベルベットのジャケットが恋しい。。。
そんなことはどうでも本当はどうでも良かった。
なぜならば、そのパーティーは、
そのプロジェクトに関わる人たちが全員集合するというもので、
非常に有意義で、むしろ浮いてしまった方が楽のように思えた。
実際、オフィスのみなとバスに乗り込み、会場に着いてみると、
その豪華さに唖然。本当にバングラデシュか?
そしてしばらくすると、VIPが登場、、、
、、、。
なんてこと、、、
なんと、学長夫妻がお目見えに、、、
もはや、崇拝してしまう人物だというのに。
(ちなみに日本の大学の学長は、聖歌隊の学生とカラオケ行くとか。
僕は彼から、ビールついでもらったことあるし、なんだか親近感。
崇拝という表現はちょっと合わない対象。)
他にも、School of Public HealthのDean、
Department of Environmental HealthのDean、
Department of GeochemistryのDean。。。
こんな機会に巡りあえることは、人生にそうはあるまい。
学生にとっては学位授与式程度である。
それが、グラスを合わせることのできる位置に今、僕はいる。
とてもその状況に感激したのだが、
実際に僕が会話したのは、ひとりの女性であった。
とてもきれいで、ただでさえ人を惹きつけると思われる女性なのだけど、
なんと、彼女は僕のいるプログラムの卒業生だった。
そしてPh.Dを取り、今はAssistant Professorだそうだった。
これは人生を変える出会い、、、
と心から思った。
(彼女、薬指に指輪してないし)
僕のいる栄養学の修士プログラムは、おかしな点があって、
講義等では、臨床栄養学や公衆衛生に関する類があるのだけど、
博士課程(Ph.D)では、そういった内容は取り扱っておらず、
マウスを使った(犠牲にする)実験系がほとんどで、
疫学・公衆衛生を、、、って思っていた博士課程は、
僕にとっては考えものだった。
しかし、彼女は実際にPh.Dを取り、その分野で助教授をやっている。
そんな人にこんな場所で出会えるとは思えなかった。
というわけで、彼女との会話が弾む。
彼女自身、僕の考えは当然、理解できるようだし、
実際に彼女はその科学と公衆衛生との境界領域を歩いてきたのだという。
School of Public HealthのDeanも、栄養学という科学が、
衛生の分野に関わるのは当然のことと語っていた。
僕の進路をPh.Dに向けること、
そして、彼女の元で研究することだって、
当然の選択肢として考えられる。。。
社交辞令的な出会いかと期待していたパーティーだったが、
まさか僕の進路の関して有力な情報が得られるとは。。。
はっきりいって、学長よりも、
彼女に出会えたことのほうが嬉しかった。
僕の名前は、英語圏の人には覚えにくいようだが、
覚えようとしてくれたことは確か、、、ふふ、、、
ところで、これが最後の夜で、
次の日に、長時間の空の旅が待っていたのだけど、、、
同じ飛行機に、VIPたちも乗るとのことだった。
もちろんクラスは違うけれど。はは。
でね。飛行機内で会ったのです。
School of Public HealthのDeanは、
謙虚にもビジネスクラスで、気付かなかった僕を呼び止め、
笑顔であいさつを交わしてくれた。
とても嬉しかった。。。
顔を覚えてくれていただけで感謝です。
最後の夜の意義、意味。
とっても大きなもので、僕にもわからない。
どうもありがとうバングラデシュ、そしてスタッフの方々。
僕が迎えた最後の夜はディナーパーティーだった。
僕がバングラデシュに来た理由は研究の一環だったため、
服装などは、ジーンズだったりと、適当に済ました。
ヘアーワックスなども、「目的を考えろよ」って自分に言いきり、
特に持っていかなかったし、時計も1番安いものにした。
が、なんと普段、地味で味気ない男性郡はスーツ、
そして女性郡はばっちりお化粧とシャリーをまとってドレスアップ。
ひとりで浮いてしまった。。。一応、白いボタンシャツを着たけど。
くそぅ。クローゼットの
ベルベットのジャケットが恋しい。。。
そんなことはどうでも本当はどうでも良かった。
なぜならば、そのパーティーは、
そのプロジェクトに関わる人たちが全員集合するというもので、
非常に有意義で、むしろ浮いてしまった方が楽のように思えた。
実際、オフィスのみなとバスに乗り込み、会場に着いてみると、
その豪華さに唖然。本当にバングラデシュか?
そしてしばらくすると、VIPが登場、、、
、、、。
なんてこと、、、
なんと、学長夫妻がお目見えに、、、
もはや、崇拝してしまう人物だというのに。
(ちなみに日本の大学の学長は、聖歌隊の学生とカラオケ行くとか。
僕は彼から、ビールついでもらったことあるし、なんだか親近感。
崇拝という表現はちょっと合わない対象。)
他にも、School of Public HealthのDean、
Department of Environmental HealthのDean、
Department of GeochemistryのDean。。。
こんな機会に巡りあえることは、人生にそうはあるまい。
学生にとっては学位授与式程度である。
それが、グラスを合わせることのできる位置に今、僕はいる。
とてもその状況に感激したのだが、
実際に僕が会話したのは、ひとりの女性であった。
とてもきれいで、ただでさえ人を惹きつけると思われる女性なのだけど、
なんと、彼女は僕のいるプログラムの卒業生だった。
そしてPh.Dを取り、今はAssistant Professorだそうだった。
これは人生を変える出会い、、、
と心から思った。
(彼女、薬指に指輪してないし)
僕のいる栄養学の修士プログラムは、おかしな点があって、
講義等では、臨床栄養学や公衆衛生に関する類があるのだけど、
博士課程(Ph.D)では、そういった内容は取り扱っておらず、
マウスを使った(犠牲にする)実験系がほとんどで、
疫学・公衆衛生を、、、って思っていた博士課程は、
僕にとっては考えものだった。
しかし、彼女は実際にPh.Dを取り、その分野で助教授をやっている。
そんな人にこんな場所で出会えるとは思えなかった。
というわけで、彼女との会話が弾む。
彼女自身、僕の考えは当然、理解できるようだし、
実際に彼女はその科学と公衆衛生との境界領域を歩いてきたのだという。
School of Public HealthのDeanも、栄養学という科学が、
衛生の分野に関わるのは当然のことと語っていた。
僕の進路をPh.Dに向けること、
そして、彼女の元で研究することだって、
当然の選択肢として考えられる。。。
社交辞令的な出会いかと期待していたパーティーだったが、
まさか僕の進路の関して有力な情報が得られるとは。。。
はっきりいって、学長よりも、
彼女に出会えたことのほうが嬉しかった。
僕の名前は、英語圏の人には覚えにくいようだが、
覚えようとしてくれたことは確か、、、ふふ、、、
ところで、これが最後の夜で、
次の日に、長時間の空の旅が待っていたのだけど、、、
同じ飛行機に、VIPたちも乗るとのことだった。
もちろんクラスは違うけれど。はは。
でね。飛行機内で会ったのです。
School of Public HealthのDeanは、
謙虚にもビジネスクラスで、気付かなかった僕を呼び止め、
笑顔であいさつを交わしてくれた。
とても嬉しかった。。。
顔を覚えてくれていただけで感謝です。
最後の夜の意義、意味。
とっても大きなもので、僕にもわからない。
どうもありがとうバングラデシュ、そしてスタッフの方々。
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