出会い2

2003年1月8日
約1週間経過。。。

そのうち、僕はこの場を発つし、
ラボのプロも、時期にいなくなるということで
僕が彼女に血液サンプルの調製について、
説明付きで、演じることとなった。
彼女は手順の書かれた用紙を見ながら
そして、自分でメモをとりながら僕の展開に従う。
まぁ、やるのは僕で、適当な質疑をするだけなので、
その機会はすんなり終わった。

その後、彼女が実践し、
僕が監督するという機会があったのだけど、、、
(本当に医学部出たのか?)
そう思った。
ピペットの使い方がわからないというのは理解できる。
しかし、実験する領域に、コーヒーを持ちこんだり、
サンプルを扱う際の手付きや配慮、
どう見ても度の過ぎた素人であった。
血液を扱っているんですよ。。。と言いたかったが、
何も言わずに事を済ました。というのも、
聞く態度が出鼻からなってなかったのである。
「その説明じゃ、理解できないわよ。」
と言わんばかりの、質問のしようなのだ。
とりあえず早く終わらして、その後に落ち着いてから
説明しようと思って、、、
とりあえずの操作を終わらせたのだけど、
なんとまぁ、彼女、
「これで、私もマスターしたわ!」
とほざいたのである。
(もう、いいや)
と思った。
「僕もまだいろいろ修正していけるので、
新しい説明書を書きますね。」
と、
(まだ、あなたには修正が必要なのですよ)
という意味を含めて言ったのでした。。。

その後、説明書きを暇なときにした。
っていうか、それしかすることが残っていなかった。
過去のものを大幅に修正。
これでもか!という意識で、手順と理論を記した。

あとで、見てもらったのだけど、
「この英語表現、わからないわよ」
と、偉そうな態度で言ったのだが、その部分は、
過去のインストラクションの文章を真似たもの。
つまり、その女性が書いたものであった。
(笑わせてくれる。おまえの文だろ。)
と思ったのであった。

あれこれ、注文されたが、
彼女の言う、書いてほしいことは、
道具の使い方が主で、、、失望した。それもどう使うかは、
サンプリングの過程の理論がわかっていれば
個々で応用してよい部分なのである。
(例えば、ピペットの先端をどの位置に持っていくか、
試験管の斜面に液滴をどうつたわらせるかとか。)
僕の言いたいことは、どうやればいいのかではなくて、
どういう理論で、血液細胞を分取していくのかということなのだが、
彼女は完全に手順を真似ることしか考えておらず、
もう、なんだかちょっとね。道具って、
汚染せず、安全に、無駄に使わなければいいんですよ。。。
しかも態度がなんでそうなんですか。。。

彼女と大学院に関する話をした。
入学には、GREという試験が必要とされる。
彼女もその試験を受けたことがあるとのこと。
試験の良し悪しで、人を計ることは良くないのはわかっているが、
なんで、そんなに悪いの?っていうくらい悪かった。
どこにも入学できないことを示しているようなスコアだった。
彼女いわく、大学(医学部)で、
数学は課せられていなくて忘れてしまってたと、、、
そのGREの数学のセクションは、大学レベルどころか、
日本でいうと高校1年生で満点狙える程度である。
忘れるとかそういう問題ではないレベルにしか思えない。
というか、バングラデシュの医学部ってどんなところなの?
と思ってしまった。
医学博士(MD)。国によって違うみたい。
たとえばアメリカでは、4年制の大学を出ていないと入れない。
日本は、高校卒でOK。バングラデシュもそうだろうな。
どんな、受験制度か?です。

日本では、一橋大学が有力のようだけど、
MBAを与えている大学が増えてきているようだ。
欧米の大学と戦える人材を育成という感じだろうか。
同じ学位を誇れるように、創った制度のように思うのだけど、
発展途上国の医学博士ともなると、
そんな感じで、たくさんの医者を育てたい!っていう具合に
とりあえず制度を整えているんじゃないかと、
彼女を通して思ってしまった。

医学部育ちといえど、いろいろいるようである。
日本もそうなんだろうな。
っていうか、偏見持ちすぎかも。

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Bow

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