DHAKA

2002年12月29日 ●Boston●日常徒然
Dhaka。
バングラデシュ首都。

空港はベンガル系の人種と
ヨーロッパ系の人種が混在しごみごみしてた。
ImmigantAffairsを通って、
ビザ等の確認をされるのだけど、
一向に進まない、、、と思ったら、それもそのはず
ゲートが1つ、2人で担当していたのでした。。。
個人名の照会に時間がかかっていたらしい。

 アメリカからの入国ということで、警戒されると懸念して、
学科のボス、プロジェクトの管理者、
研究目的の旅行であることを手紙に書いてもらったのだけど、
全然、目をくれることもなく通してもらえました。
手紙は帰国時に役立つんだろうな。
イスラム圏から帰るわけだし・・。

 というわけで無事入国。
荷物を受け取り、空港の外に出ました、、、ら、
すごい光景が、、、

監獄からの出獄を請うように、
鉄格子から褐色の腕を伸ばしていました。
みんなじろじろ見るしね。まいっちゃうな。
車のクラクション、何やら叫んでいる声、
警備員は警棒持って睨み利かしているし、埃っぽいし。
とにかく異様、、、

内心、嬉しかった。
やっと来たぁ!っていう感じで。
興奮を覚えました。

〜〜〜
Hethrowから飛行機の遅れは伝えていたし、
自分の名前が書かれたカードかなんか掲げて、
待っているのを期待していたのだけど、、、?
見当たらないんですけど、、、
思い荷物を転がしながら、行ったり来たり。。。
そんな状況のまま、うろうろしていると、
当然、笑顔で話し掛けられるわけなのだ。
"Bus?Taxi?"
ってな具合に。

はっきり無視していたのだけど、
ちょっと電話くらいしないとなって思っていたのだけど、
どこに電話があるのかもわからないし、
ましてや電話の仕方もわかりません。
バングラデシュの通貨(タカ)も持ってなかったし、
言葉の問題もあるし、、、まったくもって、
準備不足だったことに気づく。
日本→アメリカの旅路とは全然違うわけね。
そんなことを考えていると、
"Can I help you? You can trust me. I am working here!"
というセリフをフッかけてくる男。身なり良し。
しかし、警戒してばかりの僕が信じるはずもなく、
「$5で、電話してくんない?」
ってこっちから、お金で釣ることにしました。
程よく了解を得て、電話してもらうことに。
無事、連絡がとれ、PickUpしてもらえましたとさ。

 $5はどうなんだろう?
まぁ、慣れないうちは良い相場なんじゃないかなと、、、
でも、落ち着いて探せば、
CreditCardで支払える電話Boxもあっただろうから、
お金を示すのは、やはり最終手段かな。。。
以後気をつけます。

 研究期間への旅路は、
目に映るものすべてが新しかった。
空港からちょっと離れたら、牛が畑を耕してるし、
乗っているタクシーが止まれば、
ベガーが、窓をがんがん叩いてくるし。
電気会社の看板らしいが、、
「SONYO」「PANAVISION」
とかあるし。ソニョって何なのさ。
 ちなみにタクシーは三菱のランサーでした。
日本で普通に走っていてもおかしくない立派な車である。

 とにかくも意気揚揚とたどり着いたわけね。
目的地に。

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Bow

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