文化論? − エコロジー
2002年11月1日 ●Boston●考察(社会学・公衆衛生学)Nutritional Ecology
という名の講義があります。
どう訳せばいいのか、、、?
生態栄養学?栄養生態学?
訳そうが、訳しまいが、
これだけだと内容がわからないと思われます。
その内容は幅広くて、
農業形態、殺虫剤問題、環境問題、行政形態から
自分たちの生活を見直すという感じです。
この間の講義は、とても印象的でした。チベットの生活から、
今の先進国のあり方を考えさせられたのでしたが、、、
あの地域の人たちや、少数民族って、
その狭い文化圏の中だけで、食文化をもって、
生まれてから、死ぬまで、家族や隣人と供に生きていっています。
その取材のビデオを見たのですが、
本当に自然豊かな環境で幸せそうでした。
そして、その地域に、幸せをもたらすはずの
世界に普及した文明が入り込んできます。
互いに助け合う文化に介入した、
貨幣制度とそれに伴う利害という概念。
物資輸送に不可欠のトラックによる大気汚染、水質汚濁。
どこからともなくやってくる納税の義務。
ある人がこう言っていました。
「技術の進歩で、穀物の生産量は上がった。
世界も広く感じる事ができる。でも幸せは奪われた」
子どもたちは、学校に行き、英語、数学の教育を受けます。
それ以前は、みようみまねで、
穀類の育て方、糸のつむぎ方を覚えていったのでした。
その機会はなく、教育という競争社会に飲み込まれます。
落ちていった人材は、伝統的な文化に戻れません。
その手段は伝わっておらず、
先進国のきらびやか文化への憧れのために。
昔、マスターキートン(浦澤直樹)のマンガを読んで、
「文明なんて生まれなくても良かったのかもしれないね」
っていうセリフがあったのを思い出した。
確かに、生まれてその土地で、
自給自足して生活できれば幸せなのでは、、、
と思ってみたり。
文明が発展して、何かいいことがあったか?
目に見えない抑圧、競争、はたまた戦争、、、
すごくすごく考えさせられました。
講義を終えただ1つ、肯定できるのは、
「出会い」だという結論に至りました。
人だけではなく、文化や物資そのものへの出会い。
狭い文化圏だと、その中の出会いに限られます。
ITや交通、、、幅広い交易、、、
それまでも、享受できないのであれば、
文明なんていらないもののように思いました。
どうでしょう。
という名の講義があります。
どう訳せばいいのか、、、?
生態栄養学?栄養生態学?
訳そうが、訳しまいが、
これだけだと内容がわからないと思われます。
その内容は幅広くて、
農業形態、殺虫剤問題、環境問題、行政形態から
自分たちの生活を見直すという感じです。
この間の講義は、とても印象的でした。チベットの生活から、
今の先進国のあり方を考えさせられたのでしたが、、、
あの地域の人たちや、少数民族って、
その狭い文化圏の中だけで、食文化をもって、
生まれてから、死ぬまで、家族や隣人と供に生きていっています。
その取材のビデオを見たのですが、
本当に自然豊かな環境で幸せそうでした。
そして、その地域に、幸せをもたらすはずの
世界に普及した文明が入り込んできます。
互いに助け合う文化に介入した、
貨幣制度とそれに伴う利害という概念。
物資輸送に不可欠のトラックによる大気汚染、水質汚濁。
どこからともなくやってくる納税の義務。
ある人がこう言っていました。
「技術の進歩で、穀物の生産量は上がった。
世界も広く感じる事ができる。でも幸せは奪われた」
子どもたちは、学校に行き、英語、数学の教育を受けます。
それ以前は、みようみまねで、
穀類の育て方、糸のつむぎ方を覚えていったのでした。
その機会はなく、教育という競争社会に飲み込まれます。
落ちていった人材は、伝統的な文化に戻れません。
その手段は伝わっておらず、
先進国のきらびやか文化への憧れのために。
昔、マスターキートン(浦澤直樹)のマンガを読んで、
「文明なんて生まれなくても良かったのかもしれないね」
っていうセリフがあったのを思い出した。
確かに、生まれてその土地で、
自給自足して生活できれば幸せなのでは、、、
と思ってみたり。
文明が発展して、何かいいことがあったか?
目に見えない抑圧、競争、はたまた戦争、、、
すごくすごく考えさせられました。
講義を終えただ1つ、肯定できるのは、
「出会い」だという結論に至りました。
人だけではなく、文化や物資そのものへの出会い。
狭い文化圏だと、その中の出会いに限られます。
ITや交通、、、幅広い交易、、、
それまでも、享受できないのであれば、
文明なんていらないもののように思いました。
どうでしょう。
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