今、アメリカにいます。
こっちに来たのは先月の19日、、、

18日から19日にかけては、友達のうちに泊まった。
荷造りは18日に日が変わったくらいから、始めた。
深夜のこと、、、

そこから始まる生活への思いを強め、
荷造りの最終段階、、、静かに、
心をどきどきさせていたのだけど、、、

隣の家の少年(19歳か20歳)が、
ベランダで携帯電話で話をしていた。
げらげらという笑い声、、、
別に珍しいことでもなかったので、気にかけなかったが、
その妹さん(17歳)はうるさいと思ったらしく、
何か声をかけたように聞こえた。
その瞬間である。
少年は逆上した。
「うるせぇな!邪魔すんじゃねぇよ!」
深夜にしては大きな声、さすがに違和感を抱いた。

しかし、それだけではおさまらなかった。
どたばたと、する足音、、、そして、
「キャー!!!!」
と、叫ぶ声。。。悲鳴といえた。
「やめて!やめて!」
「#$%&+!!!」
兄と妹のケンカだった。深夜のこと、、、
母親が起きて、止めに入ったようだった。
「止めなさい!止めなさい!」

まさか、隣の家で家庭内暴力?
状況を把握するのに精一杯だったが、、、

妹「助けて!助けて!」
母親「お願いだからやめて!やめて!」

尋常ではなかった。

うちの母に警察に110を要求、
自分は、窓越しから、
「おい!警察呼ぶぞ!」
繰り返し叫んだ。

もめている3人はそれに気付く。
兄「おめえら、静かにしろよ!声がでかいんだよ!」
妹「Bowさん、助けて!Bowさん、助けて!」
母「警察呼ぶってよ!早く、、、!」
まだ、3人のうち誰も落ち着いていないようで、
話があっていなかった。

妹の助けを呼ぶ声はまだ続く。
もうすでに僕は走り出していて、
家のドアをがんがんたたいた。

母「Bowさんが、来たわよ!」
母と兄は静まる。
妹の声だけが響いていた。
「わたしは先生になりたいの!」
「わたしは先生になりたいの!」

兄の近所の友達がまだ起きていたようで、
1歩引いていた僕のことをよそに家に招かれた。
その友達がなだめているようで、2人で話す。
げたげたと下品な笑い声の兄。
怒りを覚えた。
うちの母は、収まった事態を理解して、
警察に再び電話、追い返したようだった。

 渡米前、家を出るとき、そのうちに挨拶に行った。
教職のときに使って、もう読むことのない数冊の本を持って。
頭を下げる母親。。。以前から、なんとなく認識はしていたが、
息子に逆らえないであろう、ひ弱な感じの母親であった。
妹さんはどうやら、浪人生らしい。
国公立大志願で失敗したとのこと。

家庭内暴力、、、
何があったのかは知らないが、考えさせられた。
自分の将来まで叫んでいた状況、、、
今、あの子はどうしているんだろう。

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Bow

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