アレルギーに似た食中毒・・・?
ヒスタミンを含んだ製品を摂取すると食中毒を引き起こす。

アレルギー様食中毒:
http://www.japanfoodnews.co.jp/professor/94fuzii.htm
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/epid/2005/tbkj2607.html
 
 
 

間違った記述:
http://www.web-doctors.jp/c_foods/c2002_04_04.html
ヒスタミンに対するアレルギー反応ではないことが明記されていない。

主に、魚に付着した細菌が、
魚のお肉を代謝してヒスタミンを生成する。

ヒスタミンは、アレルギー反応の過程で、
体内で生産される物質なので、
食べ物に、ヒスタミンが多く含まれていれば
アレルギー反応に似た症状を示すのは納得できる。

□□□□□ 転載始め □□□□□

ヒスタミンは熱で分解されにくいため、加熱処理により
菌は死滅したとしても、一度産生、蓄積されたヒスタミンを
取り除くことは困難である。
また、ヒスタミンは腐敗により産生されるアンモニアなどと違い、
外観の変化や悪臭を伴わないため、食品を喫食する前に
汚染を感知し回避することは非常に困難である。
喫食中に、唇や舌先にピリピリと刺激を感じた場合は
速やかに食品を処分することが大切である。

 ヒスタミン食中毒の予防には、食品の保全に注意を払うことが最も大切である。
特に夏の時期、買った魚はその日のうちに食べ、仮に残った場合でも
冷蔵庫内での長期保存を避け、速やかに冷凍するよう心がけたい。

□□□□□ 転載終わり □□□□□

な〜るっほどっ。

調べてみると、発酵食品にもヒスタミンが含まれているようだけど
ワインやチーズなどのヒスタミン含有量は、
食中毒を示す食べ物の1%にも満たないみたい。
他の成分と比較しても無視できることでしょう。。
 
   
  
食中毒が原因で、病気を引き起こすという調査が、
世界で初めてシステマティックに行われたのは、
第一次世界大戦くらいで、確か牡蠣の食あたりだったという。
それ以前は、うわさとかそんなレベル。
 
もともと、疫学というのは、
感染病を主とする疾患の原因究明を目的として育ってきた科学であるから、
こうした食中毒の疫学というのは、王道なのかもしれない。

栄養に関する疫学というと、生活習慣病の類ばかり。
栄養素の代謝の話など、基礎研究に繋がるからか。

というわけで、食中毒関係に疎い自分。
反省。
 
 
魚を食べると、身体に良いとはいえ、
食中毒、起こしたらよろしくないですね。
水銀の話も混ぜると、またややこしく。
 
アメリカでは、ここ数日、
トマトのサルモネラ菌汚染のニュースが。
メキシコかそこらが由来みたい。前にもあったような・・。
生野菜にも気をつけましょう。 

コメント

シマリス
2008年6月19日10:08

火を通していても危険だというのを初めて知りました

外食するときに要注意ですね・・
でも、どうやって防ぐのか難しいです

Bow
Bow
2008年6月20日0:19

◇シマリスさん、こんばんは!

カビなどの菌類が死滅したとしても、
それらが分泌した毒素が熱に強かったら、
やはり危険ということになりますね。。

外食は注意することが多いと思います。
料亭やファーストフード、、格質に関係無く・・。

衛生面もそうですし、農薬などの使用も。
一般の人たちが、スーパーで食品を購入するときは、
産地を気にする事は普及しているかと思いますが、
外食する時も同じくらいの注意を払っているかなと疑問に思います。
老舗の料亭でも、衛生面の問題がありましたが、
産地情報の偽造などももしかしたら・・と思います。
Bow

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