トランス脂肪酸 ? ー 街の動き & ドーナツ
2008年3月5日 ●Boston●科学雑記
1月のこと、
トランス脂肪酸の規制に関する議案が動き出した模様。
http://bostonist.com/2008/01/11/boston_close_to.php
この手の科学に大きく貢献している研究者が集う街でもあるし、
それは不思議じゃないな・・と思うところです。
政策の顧問など、自分の知る科学者がいるかな・・?
アジアでも欧米でも、規制関係の動きがあります。
アジアでは、ラベル表示という程度ですね。
レストランの規制などはまだまだ・・かな。
http://www.bantransfats.com/
http://www.stop-trans-fat.com/
日本は出てきておりません・・。
あの街ではこうしている、この街ではこうしている・・・
自分の街では何も動いていない・・
などなどの考察が成されれば良いというところでしょうか。
こうしてNGO/NPOといえども、情報を集めているところとなると
無視できないものになっていくのでしょう。
偏った情報ではなく、整理された情報が、街の自治に伝わっていけばと思います。
このトランス脂肪酸に限らず。
公衆衛生に関するところでも伝えたように、
食への関心が、こうした1つの成分の科学によって無難に平等に、高まっていけばね。
企業側やマスコミは、どうか1つの情報だけを独り歩きさせて、
風評被害とやらを生んだり・・ということがありませんように。
ところで、トランス脂肪酸の摂取に貢献している1つのアイテムが、
ドーナツであることが知られているんだけれど、
画像、引っ張ってこようって思ってウェブをサーチしたら、
ミスタードーナツのホームページで、栄養成分表を発見。
http://www.misterdonut.jp/menu/eiyou/eiyou.pdf
以前も書いていたように、炭水化物の種類だとか、脂質の種類だとか
そういう話が健康と栄養を語る上で重要なのだけど、
全然、細分化されておらず驚きました。
そして、脂質の量が自分の思っている以上に多い。
オールドファッション 290 kcal の場合、
脂質が17.8 g
炭水化物が28.5 g。
1/3以上が脂質なのか・・・?
脂肪の摂取に貢献しうるものであることが理解できます。
フライドポテトにドーナツとか食べたらすごい脂肪の摂取。
カロリーは
脂質1 gあたり9 kcal、
炭水化物1 gあたり4 kcal
なので、カロリーの約半分は、脂肪からの摂取です。
砂糖ばかりかと思っていたら、そうでもなく・・という印象。
普通の食生活では、カロリーの30〜35%以上が高脂肪という考えなので、
このドーナツ、高脂肪の製品と言えますです。
果たして、どれほどがトランス脂肪酸でしょうか・・?気になるところ。
街の動きがあって、トランス脂肪酸の制約が働いたりするものの、
こうしたチェーン店を展開している類の企業に対しては、
やっぱり全国的な圧力をかけていかないと動きそうにないな。
むしろこうした企業が、率先して自治に間接的に貢献してくれるような、
そんなキャンペーンを実施してくれたら・・と思うのですが。
こうした業界と医学との関係が密接になる・・というのは非現実的に聴こえますね。
徐々にシフトしていってほしいと思います。
マクドナルドやケンタッキー、ミスタードーナツに行ったら、
必ず身体に良いものが食べられるような世の中に。
これまでのトランス脂肪酸の話
トランス脂肪酸 ?
http://diarynote.jp/d/85527/20061206.html
トランス脂肪酸 ?
http://diarynote.jp/d/85527/20070702.html
トランス脂肪酸 ? − 身体への影響
http://diarynote.jp/d/85527/20071101.html
トランス脂肪酸 ? − 日本人の摂取
http://diarynote.jp/d/85527/20071102.html
トランス脂肪酸 ? − マーガリン
http://diarynote.jp/d/85527/20071103.html
トランス脂肪酸 ? − 含有量表示と科学の限界
http://diarynote.jp/d/85527/20071104.html
トランス脂肪酸 ? − 揚げ物は?
http://diarynote.jp/d/85527/20071106.html
トランス脂肪酸 ? − 公衆衛生からの視点
http://diarynote.jp/d/85527/20071108.html
トランス脂肪酸の規制に関する議案が動き出した模様。
http://bostonist.com/2008/01/11/boston_close_to.php
この手の科学に大きく貢献している研究者が集う街でもあるし、
それは不思議じゃないな・・と思うところです。
政策の顧問など、自分の知る科学者がいるかな・・?
アジアでも欧米でも、規制関係の動きがあります。
アジアでは、ラベル表示という程度ですね。
レストランの規制などはまだまだ・・かな。
http://www.bantransfats.com/
http://www.stop-trans-fat.com/
日本は出てきておりません・・。
あの街ではこうしている、この街ではこうしている・・・
自分の街では何も動いていない・・
などなどの考察が成されれば良いというところでしょうか。
こうしてNGO/NPOといえども、情報を集めているところとなると
無視できないものになっていくのでしょう。
偏った情報ではなく、整理された情報が、街の自治に伝わっていけばと思います。
このトランス脂肪酸に限らず。
公衆衛生に関するところでも伝えたように、
食への関心が、こうした1つの成分の科学によって無難に平等に、高まっていけばね。
企業側やマスコミは、どうか1つの情報だけを独り歩きさせて、
風評被害とやらを生んだり・・ということがありませんように。
ところで、トランス脂肪酸の摂取に貢献している1つのアイテムが、
ドーナツであることが知られているんだけれど、
画像、引っ張ってこようって思ってウェブをサーチしたら、
ミスタードーナツのホームページで、栄養成分表を発見。
http://www.misterdonut.jp/menu/eiyou/eiyou.pdf
以前も書いていたように、炭水化物の種類だとか、脂質の種類だとか
そういう話が健康と栄養を語る上で重要なのだけど、
全然、細分化されておらず驚きました。
そして、脂質の量が自分の思っている以上に多い。
オールドファッション 290 kcal の場合、
脂質が17.8 g
炭水化物が28.5 g。
1/3以上が脂質なのか・・・?
脂肪の摂取に貢献しうるものであることが理解できます。
フライドポテトにドーナツとか食べたらすごい脂肪の摂取。
カロリーは
脂質1 gあたり9 kcal、
炭水化物1 gあたり4 kcal
なので、カロリーの約半分は、脂肪からの摂取です。
砂糖ばかりかと思っていたら、そうでもなく・・という印象。
普通の食生活では、カロリーの30〜35%以上が高脂肪という考えなので、
このドーナツ、高脂肪の製品と言えますです。
果たして、どれほどがトランス脂肪酸でしょうか・・?気になるところ。
街の動きがあって、トランス脂肪酸の制約が働いたりするものの、
こうしたチェーン店を展開している類の企業に対しては、
やっぱり全国的な圧力をかけていかないと動きそうにないな。
むしろこうした企業が、率先して自治に間接的に貢献してくれるような、
そんなキャンペーンを実施してくれたら・・と思うのですが。
こうした業界と医学との関係が密接になる・・というのは非現実的に聴こえますね。
徐々にシフトしていってほしいと思います。
マクドナルドやケンタッキー、ミスタードーナツに行ったら、
必ず身体に良いものが食べられるような世の中に。
これまでのトランス脂肪酸の話
トランス脂肪酸 ?
http://diarynote.jp/d/85527/20061206.html
トランス脂肪酸 ?
http://diarynote.jp/d/85527/20070702.html
トランス脂肪酸 ? − 身体への影響
http://diarynote.jp/d/85527/20071101.html
トランス脂肪酸 ? − 日本人の摂取
http://diarynote.jp/d/85527/20071102.html
トランス脂肪酸 ? − マーガリン
http://diarynote.jp/d/85527/20071103.html
トランス脂肪酸 ? − 含有量表示と科学の限界
http://diarynote.jp/d/85527/20071104.html
トランス脂肪酸 ? − 揚げ物は?
http://diarynote.jp/d/85527/20071106.html
トランス脂肪酸 ? − 公衆衛生からの視点
http://diarynote.jp/d/85527/20071108.html
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