トランス脂肪酸 ? − 日本人の摂取
2007年11月2日 ●Boston●科学雑記
食品安全委員会
http://www.fsc.go.jp/sonota/
54kai-factsheets-trans.pdf
(繋げてください、もしも興味があれば・・。)
食品に含まれている量も記されていますが、
サンプルの数が少なすぎるのでは・・・?
あの多様なお菓子業界のことを考えると・・
日本については、
ファーストフードでの摂取はもちろん重要ですが、
乳製品でも重要ですし、
植物油を用いるてんぷらなど揚げ物でも不安があります。
油をろ過して何度もリサイクルしても大丈夫なのか・・・など。
アメリカでの悪者はフライドポテトなどなどなので、
そこはもちろん考慮すべきなのですが。
日本人は、平均で1.56 g(エネルギー換算で0.7%)の
トランス脂肪酸から摂取していると記されていますが、
これは食品の生産量からの推定です。
従って、信頼できるものではありませんし、
油の幅広い用途から考えると、捉えられていない摂取量は間違いなくあるでしょう。
というわけで、1.56 gは簡単に摂取していると考えられます。
ポテトチップやビスケットならすぐに越えるでしょうね。
自分の興味のあるところは、
揚げ物の摂取の貢献、飲み屋での摂取など・・・データにしづらい場面。
特にお酒を覚えてからの世代は、余計な摂取の機会が多いのでは。。。と思います。
お酒を覚える前の世代は、Fastfoodやポテトチップなどの摂取が懸念対象。
Guidelineの規準となる1%以上摂取している人はかなり多いでしょう。
また子どもや妊婦がトランス脂肪酸を摂取したら・・・
という影響はまだ研究段階で答えが出ていませんが、
ポジティブには考えられません。
きっと捜せば、国民栄養調査のデータなどあるかと思いますが、
栄養調査によってジャンクフードの摂取が果たして定量で切るのか疑問のところです。
一時は、3日間、記録をつけるというような方法をとっていた調査ですが・・・
そうした期間で、ボランティアで調査に参加している人が、
果たしてトランス脂肪酸摂取に貢献する食べ物をきちんと記録しているのか・・・
また、そうしたボランティアの人たちが、
本当に国民の平均値(&ばらつき)を導くのに、
ふさわしい人たちなのか、、、疑問に絶えません。
ということで、要約すると、
日本人のデータは自分の知る限り限られたものしかなく、
ジャンクなものを摂取すると、簡単にトランス脂肪酸の摂取量は
多くなってしまいますよ・・・ということは言えるのです。
てんぷらがどれほど脂肪の摂取に貢献しているか・・
など、定量が難しいのはわかるかと思います。
きちんと年齢層にわけて、
様々な人たちをサンプルして定量化していかなくては
真の情報は与えられないことでしょう。
以下、厚生労働省より・・・
日本人の食事摂取規準(2005年版)というのから・・
摂取量の測定が困難なため、今回の検討項目としなかった。欧米諸国の研究で、トランス型脂肪酸摂取量の増加は虚血性心疾患のリスクを高めるとの報告があるが、日本人での摂取量や、各摂取レベルにおける安全性については未知である。
だそうです。
同意。
画像はトランス脂肪酸。
分子の曲がり方で、名前が変わるという・・
オレイン酸とエラジン酸(エラジンでいいのかな・・?)
マーガリンなどの考察に続きます。
http://www.fsc.go.jp/sonota/
54kai-factsheets-trans.pdf
(繋げてください、もしも興味があれば・・。)
食品に含まれている量も記されていますが、
サンプルの数が少なすぎるのでは・・・?
あの多様なお菓子業界のことを考えると・・
日本については、
ファーストフードでの摂取はもちろん重要ですが、
乳製品でも重要ですし、
植物油を用いるてんぷらなど揚げ物でも不安があります。
油をろ過して何度もリサイクルしても大丈夫なのか・・・など。
アメリカでの悪者はフライドポテトなどなどなので、
そこはもちろん考慮すべきなのですが。
日本人は、平均で1.56 g(エネルギー換算で0.7%)の
トランス脂肪酸から摂取していると記されていますが、
これは食品の生産量からの推定です。
従って、信頼できるものではありませんし、
油の幅広い用途から考えると、捉えられていない摂取量は間違いなくあるでしょう。
というわけで、1.56 gは簡単に摂取していると考えられます。
ポテトチップやビスケットならすぐに越えるでしょうね。
自分の興味のあるところは、
揚げ物の摂取の貢献、飲み屋での摂取など・・・データにしづらい場面。
特にお酒を覚えてからの世代は、余計な摂取の機会が多いのでは。。。と思います。
お酒を覚える前の世代は、Fastfoodやポテトチップなどの摂取が懸念対象。
Guidelineの規準となる1%以上摂取している人はかなり多いでしょう。
また子どもや妊婦がトランス脂肪酸を摂取したら・・・
という影響はまだ研究段階で答えが出ていませんが、
ポジティブには考えられません。
きっと捜せば、国民栄養調査のデータなどあるかと思いますが、
栄養調査によってジャンクフードの摂取が果たして定量で切るのか疑問のところです。
一時は、3日間、記録をつけるというような方法をとっていた調査ですが・・・
そうした期間で、ボランティアで調査に参加している人が、
果たしてトランス脂肪酸摂取に貢献する食べ物をきちんと記録しているのか・・・
また、そうしたボランティアの人たちが、
本当に国民の平均値(&ばらつき)を導くのに、
ふさわしい人たちなのか、、、疑問に絶えません。
ということで、要約すると、
日本人のデータは自分の知る限り限られたものしかなく、
ジャンクなものを摂取すると、簡単にトランス脂肪酸の摂取量は
多くなってしまいますよ・・・ということは言えるのです。
てんぷらがどれほど脂肪の摂取に貢献しているか・・
など、定量が難しいのはわかるかと思います。
きちんと年齢層にわけて、
様々な人たちをサンプルして定量化していかなくては
真の情報は与えられないことでしょう。
以下、厚生労働省より・・・
日本人の食事摂取規準(2005年版)というのから・・
摂取量の測定が困難なため、今回の検討項目としなかった。欧米諸国の研究で、トランス型脂肪酸摂取量の増加は虚血性心疾患のリスクを高めるとの報告があるが、日本人での摂取量や、各摂取レベルにおける安全性については未知である。
だそうです。
同意。
画像はトランス脂肪酸。
分子の曲がり方で、名前が変わるという・・
オレイン酸とエラジン酸(エラジンでいいのかな・・?)
マーガリンなどの考察に続きます。
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